<   2018年 09月 ( 30 )   > この月の画像一覧

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

GAPに取組む農場の方が日常に行うことや、
農産物を購入する方には、GAP認証農産物が
どのようにしてできたのか、といったことを
お伝えできればと思います。

**********************************
これまでの2回で、
などを説明しました。
今回は、実際に行う上での留意点になります。
GAPアッシー リスク評価(3)_b0391989_18344373.jpg

栽培工程・収穫工程・取扱い工程で共通する箇所、
あるいはそれぞれで異なる箇所などがあります。

共通するのは、
それぞれの工程で、リスク評価する時期として最も
適切なのはいつか、これを定めることです。
それぞれに責任者の方がおられると思います。
栽培工程
 ○農場の責任者
 ・肥料管理の責任者
 ・農薬管理の責任者
 ・労働安全の責任者
収穫工程
 ※栽培管理に追加して
 ・商品管理の責任者
取扱い工程
 ・農場の責任者
 ○商品管理の責任者
 ・取扱い施設の管理責任者
 ・労働安全の責任者

こういったメンバー構成(○:主体者)になる
もちろん、担当者もメンバーだ。

ここまでで、いつ、誰が、が決まった。
次いで、どのように である。

必要なもの(準備すべきもの)は、
 ・現状を示すもの
  工程ごとの標準作業手順
  圃場図
  施設図
  レイアウト図
  ゾーニング、動線図
 ・農場の方針や目的 【2.2】
 ・使用した帳票(特定日付の事例など)
あること。そして、それらは最新の状態に更新
されていること。

更新されていないことがないような手順や、実行
あるいはその確認がなされるような仕組が必要。

リスク評価するだけのお膳立てはこれで整った。
あとは、これらを用いてリスク評価を行う。
(どのようにやるかは次回記事を参照)

以上で、いつ、誰が、どのように、することが
わかった。
ところで、このいつというのは年間スケジュールに
入れておくことが重要。忘れないために。

リスク評価をするときに、ついついやってしまい
そうになるのが次(段落)のこと
こうなってしまうと、手段が目的化します。
リスク評価することはあくまでも、農場目的達成の
ための手段のひとつでしかありません。
目的とは、食品安全や労働安全になります。

リスク評価することだけを決めると、やるということ
そのものが目的になります。
すると人はどう考えるか、簡単にする、時間をかけず
やる、ということになり、前回からの変更点だけで
いいでしょう、忙しいんだから・・・

前回履歴を捨てろということではありません。
前回履歴は有効に役立てないといけません。
これは年に一回の健康診断と同じです。

モニタリングといって、その推移を見て、進捗度合い
あるいは、その方向性、それらが間違っていないか、
それを判断するためには、過去からの履歴が重要です

こういう見方をしているのが、恐らく経営者です。
さて、前年との差異だけを見直しました、という
結果を並べたとき、経営者はなんと言うでしょう

それで、本当に、大丈夫だ、と言えるのか
落ち度があればそれはもしかすると、クレームや
商品回収になりませんか
なってしまったら、しっかりと再発防止に取組む
社会的信頼を取り戻すのは大変ですね。

過去に大きな問題はないからそれでいいんじゃない
という天使の囁き。心地よいのですが・・・

GAPアッシー リスク評価(3)_b0391989_18252082.jpg

(画像はお借りしました)
ではまた

--------------------------------------------------

尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、

日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。

また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために

記載している訳ではありません。


ここに記載されている内容は、私自身の経験からの

記載であり、内容が正確でない場合もあることを

ご理解の上、ご利用願います。


もしよろしければ、ご意見などご一報ください。

by tm3381 | 2018-09-30 06:04 | GAP | Comments(0)

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

GAPに取組む農場の方が日常に行うことや、
農産物を購入する方に、GAP認証農産物が
どのようにしてできたのか、といったことを
お伝えできればと思います。

**********************************
道具の使い方
こんな意味として、GAPにも管理点と適合基準と
いう、道具がある。

管理点と適合基準は、全体を見るために、項目別に
つまり断片的にピックアップしたポイントに対して
適合基準はこの通りですよ、ということを示した
そんな道具です。

何に使うか、自己点検や認証審査に使用します。

ところが、この管理点と適合基準から、自分たちの
農場での仕組みをここから構築しようという場合
これには注意が必要です。
管理点と適合基準から作ろう 農場管理マニュアル_b0391989_13215771.jpg
これらを組み合わせたとしてもひとつの仕組みには
なりません。プラモデルのように、ある形の部品を
全てリストアップしたものではないのです。
このことをよく認識したうえで、仕組みを考えましょう

敢えて書きますが、この方法は亜流ですよ。
取組み始める時の特例的なものです。本来はこっち
そして、管理点と適合基準の用途は、本書の利用方法
として、記載があります。

そこで、この管理点と適合基準を使っていく場合は、
適合基準で想定している内容をよく読み取ることです。

例えば、20.1 廃棄物の保管・処理 この適合基準は
① 農場及び農産物取扱い移設で発生する廃棄物を把握
 し、その保管方法と処理方法を文書化している。
 農産物、資材類、さらには環境を汚染しないように
 保管し、処理をしている。
② 上記①の通り廃棄物を保管・処理をしている。
というようにあります。

要求されていることを分解すると、
アウトプットを記載していますか
・そこに発生する廃棄物を把握していますか
廃棄物リストに、一時保管の場所や形態や日数等を
 記載していますか
 この時、環境へのリスクを評価していますか
処理方法リストは作成していますか
・廃棄物リストの中に、処理方法を記載していますか
・記載した処理方法は妥当ですか (法令条例等)
・一時保管場所に保管中の留意点を掲示していますか
・一時保管場所毎に対象の廃棄物を明示していますか
・処理したときに記録する帳票はありますか
・その帳票に全ての記録が残っていますか
というようなことができているかどうか、ということ

もう少し深堀すると、廃棄物のことを検討するには、
フローダイアグラムがなければならないのですが、
それは管理点と適合基準には書かれていない、この
ように、書かれていないことがたくさんあります。

プラモデルでいうなら、足りない部品があること、
そしてさらに、部品ではないが、接着剤の意味が
ここに必要なこと、つまり、関連性ですね。
この事例では、方針・目的、リスク評価など

敢えて言えば、管理点から作るマニュアルでは、この
接着剤が欠落してしまうという、重大な欠陥のある
マニュアルができてしまうことなので、注意が必要。

話を戻して・・・
観点は、実践すること、実践できる仕組みを持つこと
そのために必要なことは農場全体のメンバーが持つ
ケイパビリティや農場の方針や目的が前提です。

さらに、管理点にはないのですが、作成した手順、
あるいはその集大成の管理マニュアル
これらの位置づけを示す文書管理での文書体系

更に更に、文書管理を含む、文書の改訂手続き
改訂手順と文書の版管理、最新文書の周知、または
最新文書による教育訓練というように繋がります。

このような全体像を意識しながら、個々の管理点に
対応したやるべきことを例えばコメント欄に記載する
それもできるだけ具体的なことを。
さらに言うなら、他の管理点との関連性、それを
記載しておくことで、何故そのやるべきことが記載
されたのかがわかる。

わかるように書くという訓練も必要ですね。

ブログを書き始めて二カ月になりますが、この
書くことの難しいこと、この上ないほどです。
何が難しいか、わかるように書くこと
それも自分のためだけではない、読んでいただきたい
方々にわかるように書くこと
もっぱら、私の今の課題のひとつです・・・

ではまた

--------------------------------------------------

尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、

日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。

また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために

記載している訳ではありません。


ここに記載されている内容は、私自身の経験からの

記載であり、内容が正確でない場合もあることを

ご理解の上、ご利用願います。


もしよろしければ、ご意見などご一報ください。

by tm3381 | 2018-09-29 05:28 | GAP | Comments(0)

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

GAPに取組む農場の方が日常に行うことや、
農産物を購入する方に、GAP認証農産物が
どのようにしてできたのか、といったことを
お伝えできればと思います。

**********************************

自分を自分でよく視る
なかなか難しい、それをよく示した言葉がある

とある女性の生涯
 10代 鏡の前で大はしゃぎ
 20代 鏡とにらめっこ
 30代 鏡の前で美しく微笑んだ
 40代 遠目の姿に納得した
 50代 鏡を拭いた
 60代 鏡の前を通り過ぎた
 70代 鏡を捨てた
 80代 自分を捨てた
 90代 女の鏡といわれた
 (綾小路きみまろ)

だんだん良いところを、いや良いところだけを
視ようとしてしまう。これが、人の性なのかな

GAPにも、一年に一回の自己点検 というのがある

初回審査では、その方法も分からず、どうやって、
何を、どのように、判断してよいのやら、悩む

維持審査では一度乗り越えた記憶の元、大体この位
という自信めいたものができる
まだ手抜きを知らない段階だ
だからやはり神妙になって点検を行う

更新審査くらいから、少し手慣れてきた自己点検に
少し変化が芽生える
少しずつ、やること自体が目的になってしまう。
つまり、何のためにやっているのかが疎かになる。
こうなると人はどのように行動するか。

結果、自己点検の手順が変わるのである。
過去の点検記録を持ち出して、そこから変更点を
見出すようになる。非常に効率的ではある。
どうだろう、初心の時と、同じ範囲を、同じ深度で
つまりスコープとレベルは同じになってるだろうか

多少自己点検で疎かになっても、審査があるので、
それで補えばよい、ということも可能だが・・・
自分の、自分たちの姿を、管理点と適合基準という
鏡に照らし合わせて、見たくないところまで見る
ことができているだろうか。

見ていないということもあるが、
見ようとしていない ということもある。
鏡の前を通り過ぎる このあたり 
管理点と適合基準を見て、それはできている 次
気持ちは解るが、これでは自己点検にならない。
自己点検 起こりやすい事象_b0391989_18252082.jpg
(画像はお借りしました)

鏡とにらめっこ
初心ではないが、それに近いことができるよう

組織の中では、端的に言えば、
自民党の中の 小泉進次郎氏

特段ここで彼が正しいとかということを言いたい
のではない、結論ありきで、曖昧な、保身重視で、
前例重視、画一的な、推し量るような、忖度する
一言でいえば空気を読むというような・・・

組織にも、その機能の持続性が要求される時代だ
人の組織をみても
 交感神経と副交感神経
 アクセプターとレセプター 
機能を持つ自動車にも
 アクセルとブレーキ
常に一方だけではない、多様とはいかないまでも

そして自己点検の機能は、
 ステップアップした実践(ドゥ
を可能にすること。
チェック、アクション、プラン、ドゥ
キャップディー (CAP-D) ともいう

このチェック機能が不十分だと、ドゥ(DO)は当然
不十分になるのが摂理だ。

ではまた

--------------------------------------------------

尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、

日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。

また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために

記載している訳ではありません。


ここに記載されている内容は、私自身の経験からの

記載であり、内容が正確でない場合もあることを

ご理解の上、ご利用願います。


もしよろしければ、ご意見などご一報ください。

by tm3381 | 2018-09-28 06:03 | GAP | Comments(0)

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

GAPに取組む農場の方が日常に行うことや、
農産物を購入する方には、GAP認証農産物が
どのようにしてできたのか、といったことを
お伝えできればと思います。

**********************************
ASAIGAP 2018年 改定版への
パブリックコメント募集(10月5日(金)締切)


本年3月に行われたGFSI Benchmarking Requirements Version7.2への改定に伴い、ASIAGAP基準書の改定を行います。主な改定の考え方は次のとおりです。
1)GFSIベンチマーク要求事項に準拠した基準文書類の構造とする
 ・総合規則は要求事項の対象者毎の構成とした
 ・管理点と適合基準はGFSIの要求事項に基づく項目とASIAGAP特有の項目を区別
2)名称の変更
 ・ASIAGAP総合規則→ASIAGAP認証プログラム
 ・ASIAGAP管理点と適合基準規格→ASIAGAP規格(ASIAGAの要求事項と、ツールとしてのチェックシートに分割)
下記リンクに、パブリックコメント案とご意見提出のフォームがございますので、ご覧いただけると幸いです。

この記事をご覧の皆さんも内容をご覧いただいた
ほうが良いかもしれません。
ただし、JGAPではありません。
しかし、曖昧表記から具体的にやるべきことを
適合基準として表記してある箇所も見られ、
大いに参考になると思います。

内容的には、レベルの変更の他に、
・誰が行うべきか
・文書と記録を明示
・文書管理の観点追加
・仕入先の評価
・モニタリング
・資材の管理
等の点が追加されているようだ。

また、大きくは、総則がなくなるなど
文書体系から変更を受けている。

締め切りまでの日数も短いので、コメントも困難だ。

そうはいっても、
パブリックコメント ASIAGAP ver.3_b0391989_22492418.jpg
だね。
もう一つ、認証の有効期限が1年になったようだ。
これから取り組もうとされている農場の方は、審査の月を今から合わせておくと良いと思います。

ではまた

--------------------------------------------------

尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、

日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。

また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために

記載している訳ではありません。


ここに記載されている内容は、私自身の経験からの

記載であり、内容が正確でない場合もあることを

ご理解の上、ご利用願います。


もしよろしければ、ご意見などご一報ください。

by tm3381 | 2018-09-27 05:57 | GAP | Comments(0)

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

GAPに取組む農場の方が日常に行うことや、
農産物を購入する方には、GAP認証農産物が
どのようにしてできたのか、といったことを
お伝えできればと思います。

**********************************
続編としたのは、リスク評価の位置づけについて

GAPでいう、リスク評価は、おそらく、
Risk Assessment のことと思われる。
そのほかに、risk evaluation とされる場合もあり
(リスクを)評価する行為そのもの を指す。

関連する文言に、リスクアセスメント、あるいは、
リスクマネジメント、こういった視点もある。

リスクアセスメント(英: Risk assessment)とは
リスク特定、リスク分析、リスク評価を網羅する
プロセス全体を指す。そのプロセスは、
・リスク特定 (risk identification)
 - リスクを発見し、認識し、記述する
・リスク分析 (risk analysis)
 - リスクの特質を理解し、リスクレベルを決定する
・リスク評価 (risk evaluation)
 - リスク(とその大きさ)が受容可能か
 (許容可能か)を決定するためにリスク分析の
  結果をリスク基準と比較する

よって、GAPでいうリスク評価はこのことを
リスク評価と呼んでいる。

このリスク評価の後、通常は、リスク対応をする。
・リスク対応 (risk treatment)
 - リスクを修正するプロセス
リスク対応の手段には、
 ・リスク源の除去
 ・起こりやすさの変更
 ・結果の変更
 ・他者とのリスクの共有
 ・リスクの保有 など
がある。

留意すべきは、ISO31000などでもリスク評価という
文言があるが、ISOでは Risk Evaluation のことを
リスク評価をいうことが多い。
以下、そのイメージ図で、赤枠の箇所がこれに当たる。
GAPアッシー リスク評価(2)_b0391989_19005957.jpg
この図にある、(5.4)リスクアセスメント、この枠が
GAPでいう、リスク評価に相当する。

さてこの留意点があることを理解したうえで、その
評価、つまり判断を行うことになるが、これは ISO
では、以下のように指標がある。
GAPアッシー リスク評価(2)_b0391989_19075303.jpg

GAPにおけるリスク評価では一概にここに示した
 ※よくあることで影響の少ないことは後回し
リスク対応の要否で、このイメージを採用する必要は
ない。あくまでも、考え方としての参考である。

その理由は、対応のコストや難易度などの問題と、
完璧を目指すあまりに判断基準が偏るなど、弊害を
生む可能性があるからだ。
 (これも一つにリスクになる)

 天使のように大胆に! 悪魔のように細心に! 
  ※黒澤明氏の言葉をもじりました

ではまた

--------------------------------------------------

尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、

日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。

また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために

記載している訳ではありません。


ここに記載されている内容は、私自身の経験からの

記載であり、内容が正確でない場合もあることを

ご理解の上、ご利用願います。


もしよろしければ、ご意見などご一報ください。

by tm3381 | 2018-09-26 06:20 | GAP | Comments(0)

不都合な真実

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

**********************************
都合がいいことと、そうではないこと
棚上げ
右の耳から左の耳
巷にもたくさんあるし、自分の中にもある


言われたくない、聞きたくない、耳が痛い
こんな時はリスクと思い、そのような対応をした記憶
少なからず、恐らくは誰でもあるのではないだろうか

最初から不都合なことをやろうとしている という
ような場合は、問題外として

誰だって何かの期待や希望があって、そこから目的を
具体化して行動に移す

その行動は手段の一つになるが、目的から手段にする
その時に手段の選択をミスっていると、結果は不都合
というようなロジックになるのだろうと思われる。

では、不都合な結果に終わらない為には、どうしたら

目的や、その目的達成のために、選択した手段は、
正しかったのか? 
この問いかけを、やらなかったか、気づかなかったか
大人の世界は厳しくて、知らなかったで、済まされる
ということはなく、ごめんなさいと謝ることになる

謝り方が悪いとさらに不都合な結果へとつながる
また、同じことで何度も謝ることはできない

謝る時にどうするか、再発防止にしっかりと取り組む
というような談話があってメディアのニュースは終り
余談だが、日本のメディアにはアーカイブスがない
つまり流しっぱなしで、後から検証ができない

検証されるというのは、さらに不都合だ
不都合になるリスクを最初から排除しているわけだ
メディアの 資質、品格、品性 というより、未来に
残す良いことも、都合の悪いことからの反面教師も、
全てを取り去ってしまっている責任はいかがなものか

第三者から見られる、ましてや指摘を受ける、好んで
そんなことをやりたい人はいない(だろう)。
しかし、それを乗り越えて継続した行動ができるのは
相当な意思があり、見られることを機会として捉える
柔軟な(未来)思考ができている結果であろう。

GAPにも第三者審査というのが大凡一年に一回ある
これはいきなりではなく、まずは自分を評価してから
直すべきか所は直す、ということを行った、その後だ

つまり、一年内に、
 ・自分(達)で評価する自己点検
 ・審査員による維持更新審査
という評価を受けることになる。
評価を受けるだけではない、そこから出てくる是正に
対応する、そしてそれを組織全体が共有する
そうしないと、人はついつい引き寄せられる

口先だけで、その場しのぎで、しっかりと・・・
こんなことを繰り返していると、引き寄せられる

取り返しの出来ない不都合に

(取り返しができない繋がり)
不都合な真実_b0391989_18063345.jpg

例えば、報告書が散逸する、で、しっかりと対応する
しっかりとは何か、そんな言葉だけでなく、
 ・作成した文書は承認を得る
 ・承認を得た文書は指定の場所に保管する
これだけだ。つまりこれができていないのだ。
何故か、決めていないだけ。

決める人が決めていない。誰が決めるのか、長だ
問題となることは、現場(やる側)で起こる
やらせる側と、やる側の意志疎通ができていない
原因は、やらせる側にある、ほとんどが。

責任者の業務が決まっていないか、決まっていても
それを検証出来ていない、そして誰も評価していない

それで、よいかどうかの検証が重要だ。

ところで、我が家の引越、まだ全て終わっていない
ダンボールの中に納まっているものがある
アーカイブスは別にしても、使わないのはおそらく
これからも使わなくてもよいものなのだろう・・・
結果は我が身に返ってきた  一度見直してみよう

ではまた

by tm3381 | 2018-09-25 06:15 | スタイル | Comments(0)

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

GAPに取組む農場の方が日常に行うことや、
農産物を購入する方には、GAP認証農産物が
どのようにしてできたのか、といったことを
お伝えできればと思います。

**********************************
リスクとはどういうことか、その評価結果から
得られるモノは安全であるという記事は こちら 
GAPアッシー リスク評価(1)_b0391989_15423604.jpg
では具体的にリスク評価とはどういうものなのか
あるいは、その結果から何をするべきなのか、という
ことについてを記事にしてみたい。

まず、リスク評価とは何か
JGAP用語解説としては
 ・リスクの大きさについて判断を行うこと
という記載がある。
一方、Global GAP には、
 ・生産物・環境・働く人々にとっての危害となる
  原因を注意深く調べること
とあります。また、そのステップの記載があります。
1 危害要因を特定する
2 被害を受けるモノを見極める
3 リスクを評価し、対応策を決める
4 作業計画/所見を記録し、それらを実行する
5 リスク評価を見直し、必要に応じて更新する

ちなみに、JGAPでは、○○に対してリスク評価を
しなさい、それも 一年に一回以上、実施し、その
記録を残しなさい、とあります。

一年に一回以上リスク評価をするのは、
・栽培工程 【a/4.5】
交差汚染(圃場および倉庫) 【4.1】
・収穫工程 【4.9】
交差汚染(取扱い施設) 【5.1】
・異物混入(取扱い施設 【5.1】
・農産物取扱い工程 【5.3】
・食品防御 【a/6.1】
・作業者の労働安全 【14.1】
・土壌の安全性 【15.1】
・生産工程で使用する水の安全性 【16.1.1】
・スプラウト:培地の安全性 【15.1.1】
・きのこ類:資材の安全性 【15.1.3】
というようにこれだけの範囲を必須としています。

ここで、手順1.危害要因を特定する という
ことに向かうとほぼ失敗します。
ひと言でいうと、視える化しているか 次第です
大体はこの視える化ができていない、ではそれは
どのようにしたら良いのか。

・圃場の周りを一巡りする
・同時に、圃場図・近隣図を作成見直す
・施肥・散布ルート図を作成する
・同時に、平面図、レイアウト図を作成見直す
・モノの動線、人の動線、ゾーニングを記す
・置場を記す
 種苗、肥料、農薬、機械、道具、包装資材など
・更衣室、トイレ、手洗い場所を記す
・生産工程を示すフローダイアグラム
・作業手順書 (例えば洗浄手順

さあ、これだけのことができていて、その産物が
手元にあるでしょうか。
 (産物とは現場や文書のこと)
ないなら、リスク評価はできないと思いましょう。
上述したのが、視える化であり、現状認識です。

初回認証ではここまでのことが辛い。
しかし、維持や更新では、ほとんど整っている。
大きな違いがありますね。

リスク評価について(続編) また次回に

ところで、初回審査までのロードマップはこちら

*********************

ではまた

--------------------------------------------------

尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、

日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。

また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために

記載している訳ではありません。


ここに記載されている内容は、私自身の経験からの

記載であり、内容が正確でない場合もあることを

ご理解の上、ご利用願います。


もしよろしければ、ご意見などご一報ください。

by tm3381 | 2018-09-24 06:04 | GAP | Comments(0)

千歳楽 万歳楽 秋祭り

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

**********************************
地元の秋祭り
このご近所、町ごとに御神輿が出ている。

生まれ故郷 日出にもお神輿はある。10月17日と
決まっている。お当屋に当たった家毎にお神輿が
訪ね歩く。この時の掛け声が
 千歳楽 万歳楽
残念ながら、御囃子がないで、この掛け声がないと、
極めて静かなお祭りになる。

また、御神輿を揺らすと、ちょうど髪飾りのような
飾りの金具が揺れて音を立てる。
この音が出ることが神輿に宿った神様へのなにかの
合図だったのだと思う。(確かではない)
よって、男たちが担ぐだけでなく、時々揺らせる。

担いだこともあったが、重くって肩が痛かった、
そんな記憶がある。
さすがに神輿が海には入らなかった。
今は過疎の村落、担ぐ人がいないから、車に乗って
掛け声だけが響く。

今日は通りがかりに出発式に出くわした。
それがこれだ
千歳楽 万歳楽 秋祭り_b0391989_17043677.jpg
千歳楽 万歳楽 秋祭り_b0391989_17071685.jpg

担ぎ手がたくさんでにぎやかだ。
御神輿もこれだけの人数で担いだら方も楽そうだ。
女性の方も何割か混じっていた。

どころで掛け声は・・・  えっ
少し驚いた。



という声はない。なんと手拍子でノリノリな感じ

ところが変わると、見た目は似ててもちょっと
違うんだなあ って

農家の皆さんのところもそろそろ秋祭り
その準備をされている方も多いでしょうね。
地域によって祭りの意味も様々でしょう。
地域創生で誘致されるなど企業の方もそんな中に
突然のように出てくるかもしれません。秋祭り

GAPの取組みの中にも、地域の皆さんとの
コミュニケーションこんな管理点があります。
ASIA GAP 21.3 地域社会との共生
① 農場のある地域の共通ルールや慣習を理解し、
 それに従っている。
② 地域行事への積極的な参加を図り、地域内での
 円滑なコミュニケーションを図っている。
こんな基準があるのですね。
是非年間行事カレンダーに地元の祭りの日を入れる
ようにしましょう。

ではまた

by tm3381 | 2018-09-23 05:46 | 暮らし | Comments(0)

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

GAPに取組む農場の方が日常に行うことや、
農産物を購入する方には、GAP認証農産物が
どのようにしてできたのか、といったことを
お伝えできればと思います。

**********************************
管理点と適合基準に基づき、自己点検や認証審査が
行われる。その結果により、是正箇所の見直しを
行い、その対応をすることが取組みの一つになる。
一年に一回 (適正基準編)_b0391989_10185025.jpg
さて、そのような中で、適合基準に明記されている
 年一回以上の○○
という文言がいくつか存在する。

年一回以上とは、単にやるだけだ というように
理解されやすいものであるが、果たしてそれで、
それだけでよいのだろうか

その中の管理点から抜粋してみると
  緑:リスク評価  赤:検査  青:その他
  灰:ASIA GAP
1.5 農場管理マニュアルの見直し
2.3 自己点検の実施
2.4 経営者による見直し
2.4.3 HACCPベースのシステムの見直し
4.1 圃場及び倉庫における交差汚染の防止
4.9 食品安全危害要因の評価(収穫工程)
5.1 農産物取扱い施設における
   交差汚染及び異物混入の防止
5.3 食品安全危害要因の評価(農産物取扱い工程)
5.10 食品安全に関するリスク管理の見直し
7.1.2 外部委託先の点検
9.1.3 商品回収テスト
11.7 作業者への教育訓練
12.3 使用者と労働者のコミュニケーション
13.2.1 スプラウト類の衛生管理
14.1 作業者の労働安全
15.1 土壌の安全性
15.1.1 スプラウト類の培地の安全性
15.1.3 きのこ類の資材の安全性
16.1.1 生産工程で使用する水の安全性
16.1.2 農産物取扱い工程で使用する水の安全性
16.1.5 スプラウト類に使用する水の安全性
17.5 圃場及び倉庫における交差汚染の防止
17.6 農産物取扱い施設における
   交差汚染及び異物混入の防止
17.6.2 スプラウト類の衛生管理
22.1 生物多様性の認識
24.6.2 残留農薬検査の実施

以上のような管理点が、年一回以上、何らかのことを
実施することになる。20数項目。
さて、これだけのことを、栽培や収穫出荷中の多忙期
そんな時に思い起こすことはできるだろうか?
恐らく目先のことに注力するのが精いっぱいなはずだ。

GAPに取組むという視点は、明確に言葉で明示して
いないが、2.2 方針・目的、3.4 計画と実績の比較、
又は、1.3 農場管理システムなどとも関連するが、
見直しをするまでの計画性を持つことでしか、叶わぬ
ものだろう。

栽培年度単位で、計画立案から実績結果評価及び報告
ここまでの内容を時系列的にした計画表を作成して、
漏れがないようにする、運営という視点を加味する。
進捗管理的な側面を持つことが重要であると思う。

勿論、年一回行うことはこれだけだ、という理解は、
好ましくない。最低限これだけということでもない。
本来は、経営者が農場の持続可能性を考慮したとき、
それを目的として示した内容に基づき、法令などに
遵守し、かつ、消費者信頼を得るためというような
ことを勝ち取るための手段として、何をするべきか
を明示したことを計画に反映することだろう。

それを、管理点と適合基準に照らし合わせたときに、
抵触するようなことがないように、できていれば、
それで十分だと思う。

管理点と適合基準からどうするかを決めるのではない
管理点と適合基準は、意図し、目標設定し、計画し、
予定し、実行し、記録し、評価し、見直ししている
ことに漏れがないこと、これを見極めるための道具
物差しであるという認識を持っていただきたいと思う。

ではまた

--------------------------------------------------

尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、

日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。

また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために

記載している訳ではありません。


ここに記載されている内容は、私自身の経験からの

記載であり、内容が正確でない場合もあることを

ご理解の上、ご利用願います。


もしよろしければ、ご意見などご一報ください。

by tm3381 | 2018-09-22 06:04 | GAP | Comments(0)

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

**********************************
東洋経済新聞社主催
Work Style Innovation Conference

空き時間を利用して拝聴することができた。
働き方の背景 平均寿命はどこまで_b0391989_22111678.jpg
東京に越してきて4ヶ月になる。
昨年の今頃は想いはあっても現実味はなかった。
それが昨年末のお誘いの言葉に載ってしまった
ことから、あれよあれよと進んでしまった。

大阪にいたが、不満があった。
別に大阪が駄目だとは言わないが、あまりにも
東京の環境との差が目に余るものがあった。

勿論、町の緑もそうだし、電柱の埋設率もそうだ。
それだけではなく、大阪には波がない。
東京には毎日のように至る所で何某かのイベントや
研修、セミナーなどがある。
また、美術館(さすがに海外には及ばないが)、
それから映画館、建造物などの文化的な環境もある。

すでに定年を過ぎた我が身から言えば、何をいまさら
東京なのかと思えなくもない。

9月のとある日に表参道 ザ・ストリングスで、この
イベントに伺った。
その中のいくつかを記事にしておこうと思う。

働き方改革については、すでに何度か記事にした。

この日の基調講演は 寿命について 
戦後の寿命は50歳 定年なし
オリンピックの頃 70歳 定年55歳
現在 80歳 定年60歳?
2030年 86歳 定年??
この時韓国の女性は91歳 (WTO)

今世界一の日本はやがて韓国に抜かれる・・・
抜かれることはとやかく言うことでもないが、
何故そのようなことが起きるのか?
そんなところから講演が始まった。

ところで、人生における日々をどのように生きるか
どのようにとは、どのように思って生きるか、だが、
ネガティブに生きる
ポジティブに生きる
同じ日常を生きていても、この心の持ちようで、
寿命は 7.5年 の違いを生じるらしい。

すでに韓国の社会保障は終わっているらしい。
つまり、(保障が)ない に等しいのであると。
腹立ち、いらだち、悔しい、そんな思いはすでにない
どのように生きるかを女性らしく前向きに捉えている

さて、日本人である我々も今から寿命は延びる
若くして逝くことのリスクもあるが、
長生きすることでのリスクもある。
何か??
余暇の過ごし方、過ごすための気力や経済力

それを、リスクとみるか、機会とみるか
以前そんな話も記事にした

リスクとみては寿命は延びない
機会ととらえるのが人の世の摂理
ではどうするか
75歳からの人生は、それまでの10年間で余剰を
作る。つまり、50歳から75歳までの間を有効に
使って余剰を作り、その後の10年で使い切る。
個人が、個人のために、個人の人生を完結する。

50歳からの人生をサードエイジというらしい
この時に何を為すか・・・ 内村鑑三
聞いたことはある人の名前だが、その著書。
彼の、柳田國男もこの時期に生きた一人
他にも、
渋沢栄一 日本資本主義の父
高峰譲吉 純正理化学の研究所
ジョン・ロックフェラー 事業投資  など

どうしてこの時代の方々は人々にとって大事なこと
これに人生を費やしたのか、費やそうと思ったのか
我が身に置き換えてみよう

ではまた

by tm3381 | 2018-09-21 06:17 | 暮らし | Comments(0)