「山郷」
というところがある。サンゴウと読む。
北海道の暮らしが集まる山 こんなフレーズでまとめられている。この上には、SNOW CRUISE ONZE スキー場もある(オーンズとよむ)。
10年ほど前になるだろうが、スキー場のさらに上にお花畑があった(と思う)が、今は太陽光パネルが設置されているようだ。
(調べたら)あった。「オーンズ春香山ゆり園」だった。懐かしい。
今の季節はまだスキーはできないが、今日は子供達のイベントが行われていた。草原のゲレンデをトレッキングしているようで、大人たちも一緒に楽しんでいる。
このロッジの下には札樽道が走り、その下にあるのが「山郷」になる。
国道から少しだけ入ったところだが、ここにはホテルやレストラン、カフェ、美容院、雑貨ショップなどが集まっている。アートギャラリーもあるようだが今日はお休み。
(写真は末尾)
gGAPは、需要の多い青果物からバージョン6へと移行し、その日本語版も2022年に登場しております。その後、作物展開は長く旧バージョンで維持されていましたが、その置き換え(V6)が 2026年5月1日 となったようです。
認証機関によっては、猶予期間のあるところも考えられますが、JQAなど日本で認証できる期間の場合はこの日を境に適用バージョンが変わるものと推察されます。
この内容を紐解いていくことにいたしましょう。(支援希望の方は こちらから )
11 LABORATORY TESTING
11 検査機関による検査11.01 (下位)検査機関による検査は、業界の要求事項と整合した方法で実施している。
食品安全に影響を与える指標の分析に使用される検査機関は、ISO/IEC 17025 の要求事項に従って運営されていることを示す文書化された証拠を有していなければならない。
ISO/IEC の有効な認証を取得している検査機関が利用できない国、地域、または状況においては、代替の国・地域における検査機関の検証結果を提示しても差し支えない。
ISO/IEC 17025 に準拠して運営されている検査機関が存在する国および地域においては、本規格が要求する分析およびそれに基づくリスク評価の裏付けに、これらの検査機関を使用しなければならない。
分析には、水質、植物保護製品(農薬等)の残留物、微生物的・化学的・物理的汚染、ならびにその他すべての該当する検査項目が含まれていなければならない。
検査機関は、技能試験への参加実績または該当する認証(例:技能試験プログラム提供機関 FAPAS®)を証明する文書を提示できなければならない。
青果物との相違点は、分析にはどのようなものがあるか、という基準の記載において、「環境モニタリング試料」の文言が省略されています。
おそらく環境モニタリングに関する原則(33.06)も省略されているのでしょう。
事務的な対応と現場での留意点について考察してみましょう。
🗂 事務的対応:制度的整備と文書管理
1. 検査機関の選定と契約管理
- ISO/IEC 17025 に準拠した検査機関のリストアップと評価。
- 認証の有効期限、適用範囲、試験項目の確認。
- 契約書に「GAP基準に基づく分析業務」である旨を明記。
2. 文書化された証拠の整備
- 検査機関の認証書(ISO/IEC 17025)および技能試験参加証明(例:FAPAS®)、それぞれコピーの取得・保管。
- 代替検査機関を使用する場合は、国・地域の認証制度の妥当性を説明する補足資料を添付。
3. 分析項目の網羅性の確認
- 水質、農薬残留、微生物・化学・物理的汚染など、基準に記載されたすべての項目が検査対象に含まれているかをチェック。
- 試験項目ごとの検査頻度・方法・報告書様式を標準化。
4. リスク評価との連携
- 検査結果がリスク評価にどう活用されるかを明示した運用フローの作成。
- 分析結果の受領からリスク評価への反映までのPDCAサイクルを制度化。
🧭 現場対応:納得感と運用上の留意点
1. 検査の目的と信頼性の共有
- 現場スタッフに対し、「ISO/IEC 17025 に準拠した検査機関を使う理由」や「技能試験の意義」を説明。
- 検査結果がどのようにリスク評価や改善措置に活かされるかを具体的に示す。
2. 検体採取の標準化と記録
- 検体採取方法(時間帯、場所、量など)のマニュアル化。
- 採取記録と検査依頼書の整合性を確保し、トレーサビリティを担保。
3. 検査結果の現場フィードバック
- 検査結果を単なる報告として終わらせず、現場の改善活動に結びつける。
- 異常値や傾向が見られた場合の対応手順(再検査、原因調査、是正措置)を明文化。
4. 代替検査機関利用時の説明責任
- ISO/IEC 認証がない地域で代替機関を使う場合、現場に対しても「なぜその機関が妥当か」を説明。
- 現場の納得感を得るために、検査機関の技術力や過去の実績を共有。
そして、基準には記述がないが、どの検査も同じであるが、サンプリングの記録がのちに重要となる。その記録について、どのような記述項目が望ましいかを以下に示しておきましょう。
参考:(GHP)食品衛生の一般原則 2020(ファン限定公開中)
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by tm3381
| 2025-09-16 06:15
| GAP
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