GAP

やっぱりモニタリングも記録

  • 感染症その他の疾患に係る医療に関し、調査、研究及び技術の開発を行うこと。(第1号)
  • 前記業務に密接に関連する医療を提供すること。(第2号)
  • 感染症その他の疾患に係る医療及び医療に係る国際協力に関し、技術者の研修を行うこと(第4号)
  • 以上の業務に係る成果の普及及び政策の提言を行うこと(第5号)
今、必要なものがそろっているようです。

--------------------------------------------------
JGAP ASIAGAP GLOBALG.A.P. 認証取得
 ご相談やお問い合わせは こちら から


前回の、FV.5.6.2 モニタリングおよび駆除のプロセス(手順等)が有効であるか、ということでしたが、考えて決めただけではダメで、やはりそれを実施しなければなりません。そして、それも、定期的に、ということです。例えば、「3ヶ月以内ごとに1回」の確認を行うということです。

この確認(検査)した結果を記録しているか、これがひとつ目の記録です。
そして、その確認(検査)の結果(記録)や、それまでの傾向等から、「必要な措置を講ずる」としていた条件に合致したり、そう判断した場合は、その「措置」の実行となります。
もちろん、この「措置」も、その有効性が確認されていなければなりません。

この措置した結果を記録しているか、これがふたつ目の記録です。
どのように管理点で要求しているのかを見てみましょう。

管理点 FV.5.6.3 (下位)

害獣駆除のための検査や、必要な措置の実施について詳細lな記録をつけ、保管していますか。
モニタリングの実施スケジュールを立てており、駆除に際しての検査と、検査結果に対するフォローアップの計画についての記録がある。


検査結果に対するフォローアップの計画の記録」というニュアンスは少し言葉足らずですね。
やっぱりモニタリングも記録_b0391989_12531114.jpg
計画的に進めておくべきは、
1)どのようなレベルとしたいのか (衛生管理レベル)
2)現状の施設はどのようになっているか
3)商品について要求される事項や、商品の用途はどうなっているか
4)商品に要求されることと、施設の現状、あるいは生産方法からどのようなリスクが考えられるか
5)害虫害獣防除(予防と駆除)に関するリスクはどれか
6)そのための行動計画はどのような内容とするか
というようになっているはずで、
そこ(行動計画)には、
6-1)予防として
 ・状況把握のためのモニタリング(定期的検査や確認)およびその記録用紙の準備(モニタリングに関するリスクに対する有効性や実現性:力量)
 ・把握した状況の結果(■記録)からの判断(維持または駆除)
6-2)駆除として
 ・対象に対する駆除方法や手順、および駆除活動の記録用紙の準備(駆除に関するリスクに対する有効性や実現性:力量)
 ・駆除活動して、その活動の■記録を行う
 ・記録から、リスクへの有効性を評価する
  (有効性に疑問がある場合は、リスク評価の見直しや行動計画の見直しを行う)
というような内容や手順、あるいは記録帳票などが整えられているはずです。

このようなことが背景にあって、「フォローアップ」≒駆除活動 があって、その記録があるのかどうかを要求していると考えるべきでしょう。

この管理点で要求される、記録については上記の■記録で示した個所であって、それらの記録は生産者が決めた期間の保管と保管方法に準じて保持されているかどうか、ということになります。(AF.2.1:20.6.19


農場経営にGAPを導入する こちら 


更新を通知する 設定解除もできます
注意書きは こちら    ---END---

by tm3381 | 2021-01-21 06:15 | GAP | Comments(0)

未来につなぐ農業を応援いたします


by トシ