① 7.1.2 外部委託先の点検

明日から少し、というか、かなり温かいようです。
桜もいつもより早く咲くかもしれませんね。
--------------------------------------------------
 こんにちは 
--------------------------------------------------
作業の一部を、他の事業者に移管する場合の留意事項
として、一つ前の 管理点7.1.1 での要求事項を考察し
てきた。その内容を、文書としてまとめて、相互認識
として明確にする、ということです。

文書にするべき相互認識する必要のある内容は、単に
要求事項だけではなく、当然、品質面にかかるような
内容についても記載があるものと思われます。
そして経営的には、何らかの問題が発生した時の対処
として、一つには金銭的な保証等も含まれることに
なっているでしょうし、紛争の場合も想定されること
でしょう。あるいは、相互に背景を知ることになり、
機密漏洩も要件の一部かと思います。

この管理点では点検項目として、その文書に内容記載
がありますか? ということを要求するのですが、
むしろ、当初の業務を委託するときにこのようなこと
を認識合わせしておくべきことになります。
これをなくして、契約した後で知ったとしても、後の
祭りになりかねません。
① 7.1.2 外部委託先の点検_b0391989_09592853.jpg
それではどのようなことを認識合わせしておくべきか
見てみましょう。

外部委託先に対し、管理点7.1.1 の契約文書の中で規定しているルールに適合しているかどうか年一回以上点検し、その記録を残している。点検結果は下記の内容を含んでいる。
(1) 外部委託先の名称
(2) 確認の実施日
(3) 確認者の名前
(4) 不適合事項
(5) 是正要求または違反に対する措置の適用
なお、外部委託先が、JGAP(又はASIAGAP)または日本GAP協会が認める第三者認証を受けている場合、農場はその証明書の適用範囲や有効期限等を確認することによって外部委託先の点検を省略することができる。

契約文書で規定しているルールとは・・・
・農場のルールに基づくルール (9.2.1 19.11.23)
・作業者及び入場者の衛生管理 (§13 19.11.15)
・委託作業内容の詳細
・年一回以上の点検の承諾と、相互協力
・その他農場で定める事項

委託するべきかどうかの判断には・・・
・委託する作業の内容に対応することができる
・委託費用や支払い条件の合意

管理点7.1.1 に含めておくべきことは・・・
a. 年一回以上の点検に〇〇が伺います。
b. 点検する内容はこのようなポイントです。
 ※チェックリストを周知するかどうか?
c. ポイントごとの不適合事例

通常、初回審査においては、定款に基づく外部委託
については、審査対象にはしません。
逆にそれ以外の場合は、ほぼ100%審査対象に
なります。が、初回の段階でこの点検が終わって
なければならないということもなさそうです。
年間スケジュールで近日に予定ということであれば
維持審査での確認となる可能性は高くなります。

そして、記録については、記録を要求している管理
点のほぼすべてに共通しますが、点検や確認の手順
と、その時に使用する記録帳票を用意しておく、と
いうことが必然的に要求されています。
例えば、点検をしたときに、その記録を残すこと、
だという理解だけで、担当者に丸投げするような
体制では、外部委託先の管理、という点において
農場の利益にはなりません。

最低限でもこれらの要求事項に合致するチェック
リストを用意して、相互認識の確認をするべきだ
ということになります。
この確認に対して、相互に協力して、不適合事項
に対応するという姿勢が記録の中から読み取れる
ようなことが望ましいといえます。

お互いに誠意をもって、業務に取り組んでいると
いうことがイメージできることが望ましいといえ
ると思われます。


初回審査や、維持・更新審査などでお困りの方、
ご相談やお問い合わせは こちら から
 (J・A・G)GAP
更新を通知する 設定解除もできます
注意書きは こちら


by tm3381 | 2020-02-11 06:15 | GAP | Comments(0)

未来につなぐ農業を応援いたします


by トシ