農産物(種子)の殺菌処理について

種子生産者等が扱う種子と、農業生産者が播種して
農産物を生産する場合では違うのでしょうか?
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こんにちは
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農産物生産者が生産し出荷するのは農産物だとされて
いるのですが、同じ生産者が生産した農産物や購入し
た農産物などを用いて食品加工を行う場合もあります

この後者について同じ生産者であっても、それは食品
加工者(食品製造者)に該当することになり、生産物
は農産物とは言えず、加工食品という位置づけになる
と思われます。

2020年つまり本年ですが、6月には改正食品衛生
法が施行されます(猶予期間あり)。

農産物生産者が食品加工を行う、つまり、6次化の
一環としての産業の拡張になりますが、その場合に
留意するべきは、農業と加工業との受渡しの個所に
なります。どの時点までが農産物であり、その時点
からが食品加工になる。
そして食品加工にはHACCPに沿った衛生管理の制度
化が該当することになります。
GAPとしてはこの受渡の個所が、出荷と同じ扱いに
なることの理解が必要です。

こういった形でフードチェーンは成り立っていく
ことになるのですが、今回の考察はこのような内容
ではありません。

農業が農業として成り立つためには、生産による
農産物生産になるのですが、土地と水と空気と日光
があれば可能なのは果樹や茶のような農産物です。
青果物や穀物については、種苗が必要になります。

この種苗については、「種苗法」という法律がある
というより、それしかない、という方が良いかも
しれません。その種苗法での事例があります。
違反事項は良くないが、第三者評価の結語としては
期待できる言葉でまとめられているようです。

いずれにしても、種子自体の食品安全についての
法令はほぼないといってよいでしょう。
そのような種子ですが、問題なのはスプラウトです
23.1.1 スプラウト類の種子の安全性
という管理点がGAPにあります。
そこには、殺菌処理を行い、その記録をする、という
要求事項がありますが、どのような殺菌でしょう。
これらの事例では、次亜塩素酸水や次亜塩素酸Na等
による処理ですが、次亜水や次亜Naは食品添加物で
あるのかそれとも、農薬であるのか、・・・


農薬取締法 第11条には、
何人も、次の各号に掲げる農薬以外の農薬を使用してはならない。
とあります。(例外事項あり)

また、特定防除資材である商品に対する表示も検討が
なされているようです。

殺菌処理については確定的な情報はありません。
栽培方法や農産物の用途などを考慮し、また施設等の
衛生管理を前提として、どのような種子であるべきか
また、どのような処理が妥当であるのかを確認・評価
しつつ、生産をすることになります。

ちなみに、農水省消費安全局のガイドライン(2015)
に次亜塩素酸ナトリウムが推奨されているようです。


種子の殺菌処理の関連資料

農産物(種子)の殺菌処理について_b0391989_20242466.jpg
農産物(種子)の殺菌処理について_b0391989_20300918.jpg


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by tm3381 | 2020-02-13 06:14 | GAP | Comments(0)

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