⑤a 7.2.3 仕入先及び提供されるサービスの仕様

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

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管理点の並びからいうと、農場で使用するべきもの、
つまり農産物生産に必要なもの、それには、施設を
含まず、設備・機械、運搬車両、検査機器・測定機器
選別装置や標準、収穫や取扱い施設で生産に使用する
容器や備品、農産物包装資材、掃除道具及び洗浄剤・
消毒剤、あるいは機械油等のほかに、水道光熱のユー
ティリティに係るものを、まず特定することを誘う
ような順序にしてほしいものである。

おまけに、これらは、B.経営資源の管理 そのもの
に係るものであるはず。また、圃場や施設も資源の
ひとつになるだろう。スキームの構成をどのように
するのかはオーナーの仕事であるので、口出しはしな
いし、できないものとあきらめてはいるが。

そこで、仕入先の評価よりも先に、こちらの考察を
することとした。
という、ところで適合基準の内容を見てみましょう。

(1) 農産物の安全性に影響するすべての仕入品及び提供されたサービス(ユーティリティ、輸送、及びメンテナンスを含む)について、文書化された仕様が維持されている。
(2) 上記(1)の文書化された仕様は、安全に保管されており、また必要に応じて速やかに閲覧できる。
(3) 仕様通りであるかを確認する仕組みがある。

要求されている対象は、
農産物の安全性に影響するすべての仕入品及び
提供されたサービス(ユーティリティ、輸送、及びメンテナンスを含む)
である。
一般論的には、仕入品について・・・
仕入(しいれ)とは、消費者や小売業者、卸売業者などへ販売したり製品化する目的で商品・材料などをメーカー、卸売業者から購入すること。wiki
というようになりますので、本来は購入しているもの
全てではなく、生産フローダイアグラムのインプット
が、これに相当すると思われる。(下線部の個所)

一方で、サービスとは、
売買した後にモノが残らず、効用や満足などを提供する、形のない財のこと。wiki
とあります。

ただ、この要求事項においては、仕入先から購入して
いるものを、仕入品といっていて、それは、
1) 水道光熱の提供業者(電気、水道、ガス、重油等)
2) 原料・資材の提供業者(種苗、農薬、肥料、包装資材等)
3) 機械・設備の提供業者
であるとしている。また、サービスは
1) 水道光熱の保守業者(電気、水道、ガス、重油等)
2) 原料・資材の保守業者(種苗、農薬、肥料、包装資材等)
3) 機械・設備の保守業者
となるのであろう。よって、対象は
すべての仕入品及び提供されたサービス
のことであるとしてよいだろうと思われるが、
サービスには補足として、
(ユーティリティ、輸送、及びメンテナンスを含む)
との記載がある。このうちの「輸送」は、輸送業者で
あって、仕入先ではない、ということと理解できる。
が、しかし、輸送業者の場合は、外部委託業者として
認識することもあるし、そうでない場合もある。

この辺りはあいまいなので、審査時も仕入先に入れて
おくといいですね、ということはよく聞かれる言葉と
なっている。

結論的には、農場管理をどのようにするか、という
ことを考えるとき、この基準書の観点を利用して、
農場管理の内容を考えるべきであって、基準書のまま
で農場管理するとつじつまが合わなくなる場合もある。

いずれにしても、「経営資源の管理」としての観点で
どのようなものを対象とするべきかは、モノの大小、
あるいは値段、新品・中古品等の観点だけではなく、
食品安全や労働安全あるいは環境保全に対して、どの
ような影響があるのか、用途やメリット・デメリット
等も含めて、その範囲を定めることになるだろう。

そして、モノが決まれば、そのモノの仕様に関する
要求事項、購入条件を簡単な文言で表記することに
なるだろう。でなければ、選択が困難になるからで
ある。医薬品製造では機械や機器の購入設置運用まで
にやるべきこととして、適格性評価という考え方が
ある。

適格性評価には、4段階のステップがあるが、その
最初に、設計時適格性評価(DQ)があり、これは
購入側の要求事項に、設計段階で整合しているか
どうかを見極めるものであって、どのようなものが
ほしいのか、ということを言わなければ提供業者も
困惑するのは当たり前のことだとしている。

⑤a 7.2.3 仕入先及び提供されるサービスの仕様_b0391989_14073622.jpg

そして、モノやその条件が決まれば、そのモノを
どの業者から調達するのか、ということである。
そこには、単価(Cost)や納期(Delivery)も含めて
考えることになるでしょう。

さらに、確認する仕組みとは、まさしく、適格性評価
そのものとなる。
ただ、医薬品製造と農産業は同一ではないので、
必要なポイントを活用するとよいとおもわれる。
その時に、洗浄や掃除、メンテナンスのしやすさを
条件にして、評価することをお勧めする。


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by tm3381 | 2020-01-20 06:15 | GAP | Comments(0)

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