⑤ 7.2 仕入先・サービス提供者の管理

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

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農場にとって、販売先とは逆の立場になるのが、この
観点となります。
しかし、この販売先に関する管理点はありません。
むしろ、販売先からの評価を受けるのが農場である
ので、要求事項はないと思われます。
ただ、経営的には取引先に関する評価のほうも気に
なるでしょうね。与信管理等もあります。

仕入先とひとくくりになっていますが、農場での
あらゆる購入業者がこの管理点に適用されるわけでは
ありません。
基本概念としては、「農産物の安全性」であって、
農産物の安全性に関係しない購入業者は、
この限りではない、ということになります。
全く関係がないのかどうかの判断基準はないので、
農場で線引きをすることが必要になります。

明らかに仕入するものとしては以下のようなもの
が考えられる。・・・栽培品目に直接関連する
15. 土の管理
16. 水の利用
種苗【23.種苗の管理】
・農業資材
・農薬等防除資材【24.農薬の管理】
・肥料等【25.肥料等の管理】
包装資材【18.3】
これらはほとんどがフローダイアグラムでインプット
として明示されるものである。
また、直接的に生産に関係しないが必要な資源と
しては以下のようなものがある。
機械・設備【18.1】
運搬車両18.1.1a
容器・備品等【18.3】
検査・測定機器、選別装置、標準品等18.2
・掃除道具18.4
・機械油・洗浄剤・消毒剤18.5, 18.4
エネルギー類(電気、ガス、燃料類)19
空調設備、照明設備 :設備・構造等施設関連
・IoT、AI、IT関連機器及びアプリ
・文房具
【】で示した個所は、管理点にある個所となる。

端的にはこのように、農産物生産に必要なものを
全てピックアップして、リストを作成することに
なります。それを要求している箇所を下線付きと
しました。

見える化で、あまり詳細まで要求はされませんでした
が、(5)倉庫 でのカッコ書きに保管しているものも
文書化しなさい、という要求ですので、状況を把握し
できるだけリストアップするということは、管理体制
としても有効になることでしょう。

自由度が高いことで融通がきき、臨機応変的な活動が
可能となることもメリットですが、時々、棚卸しする
という段階があっても良いでしょうね。ずう~っと、
任せっぱなし、というのは、抜け穴を作るという容認
となり、時として犯罪の温床になりかねません。

JGAPでは管理点は一つだけですが、ASIAGAPには
複数の管理点があり、両者の観点の違いですね。
だろう ではなく、かもしれない という。
ここに含まれる管理点をリストしておきましょう。

7.2.2a 仕入先・サービス提供車の評価・選定・モニタリング
7.2.3a 仕入品及び提供されるサービスの仕様
7.2.4a 仕入先・サービス提供者との取引

参考になるのは、4.2 新規圃場の適性の検討 が参考
になるかもしれません。内容ではなく、やり方として

どのような条件を満たす必要があるのか、ということ
になります。それを、チェックリストにすることで、
新規であっても、随時であっても、確認ができます。
管理の仕方としては、他の管理店でも活用できる考え
方となります。これがあると、見方さえしっかりでき
れば誰でもできる、ということになります。

そして、チェックリストは記録でもありますので、
経時的に眺めることで傾向が見えてくることでしょう。
長い目での把握、それによる評価・判断が可能となり
このような観点で行う活動がモニタリングですね。

得た結果は、必ずフィードバックするポイントがあり
ます。フィードバックがあるからこそ、PDCAが
回ることになり、同じところを回らずにレベルアップ
が可能となるわけですね。
⑤ 7.2 仕入先・サービス提供者の管理_b0391989_09472628.jpg
ところで、仕入先の評価にはどのような観点がある
のでしょうか。凡そ、以下の三つだといわれます。
・品質 (Quality)
・価格 (Cost)
・納期 (Delivery)
これらをまとめて、QCDといわれます。

次回からは、上記の4つの管理点を見てみましょう。

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by tm3381 | 2020-01-18 06:16 | GAP | Comments(0)

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