③ 4.8 収穫工程の明確化

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

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ASIAGAPでは、生産工程の明確化(5.3)について記事
にした。また、農業におけるフローダイアグラムでも
前段の最後として、栽培から収穫までとすると良い、
そんな考え方も記事にした。
一つの品目を対象とすると、複数のインプットから、
一つのアウトプットを想定すると、アウトプットは
「収穫物」として、最終的には商品(農産物)を示す
生産フローダイアグラムの前段として、表現するほう
が、農産物ごとに作成するよりもわかりやすいだろう。

後段は、収穫物から、おそらく複数になるであろう
商品仕様書で示される商品が派生することになる、と
思われる。
この後段は、JGAPでいう、管理点5.2 に該当する。
この内容は後日作成するが、農業生産においては大凡
選別により、秀・優・等外や大きさによりL・M・S
等に分別されて、それら一つ一つが農産物商品となる。
よって、フローダイアグラムとしては、一つの収穫物
から、複数の商品ができるようなイメージのものとなる。

例えば、レタスの収穫
人の動作と機械の機能のあわせ技
③ 4.8 収穫工程の明確化_b0391989_08500995.jpg

人の動作をロボットが行う
③ 4.8 収穫工程の明確化_b0391989_08502353.jpg

ここでは前段のフローダイアグラム、栽培~収穫まで
のなかでの、「収穫工程」について、明確化すること
を要求している。
その要求事項を見てみよう。

(1) 農産物・品目ごとに、下記の内容を含む収穫工程を文書化している。
 1) 収穫工程
 2) 工程で使用する主要な資源(器具・容器、機械・設備、運送車両等)
(2) 工程を変更した場合には、文書を見直している。

収穫工程については、以前の収穫記録(10.1.3)
記載した。この工程での内容を文書化することが
要求事項となっている。

(1) 品目ごとに文書化する
(2) 収穫を開始するところが始点である
(3) 終点は収穫物(農産物:品目)である
(4) 収穫に使用するものはすべて明示がある
というような条件設定であり、この前提として、
圃場では収穫の対象のものがあり、
収穫作業ができる力量を備えた作業者がおり、
作業者の服装・身だしなみは整っている、
使用する道具等も整っている、
収穫物を受け入れする場所も決めている
というようなことがある。

そのような状況の中で、どのように準備して、
どのような作業をして、収穫物を取扱い施設まで
運搬し、どのように片付けをして終わるのか、
ということを順序よく明示して文書化することに
なる。

その詳細度合いは明示されていない。
必要に応じて、写真などを使用することが多い。
おおよそ、このくらいの成熟度合い、という
ことは言葉では表しにくいので写真が良い、と
判断されることが多い。

そして、この結果の文書化したものは、次の
リスク評価の並びに使用されることになる。
よって、この内容が変われば、リスク評価を
見直すというのは至極当然のことである。

見落としてはならないのは、責任者の存在である。
収穫工程で責任者は何をするべきなのか? であるが
責任者は食品安全には直接的に関係しないので、要求
事項から省略されてしまっている事が多く、この収穫
工程も同様で、要求事項はない。

しかし、収穫してよいかどうかという判断は非常に
重要であり、収穫記録としてもその存在は重要である。
ぜひ、責任者は収穫指図を文書で行ってほしい。
この指図帳票があることで、収穫記録がない、という
記録漏れがなくなること、農薬やあるいは肥料散布等
による収穫適正判断もできることになる。

残留農薬違反でも、収穫前日数に違反する事例もある
が、責任者による確認や判断がないことが問題の原因
の一つだろう。
作業における危害もあるが、確認不足による影響も
見逃せないからである。





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by tm3381 | 2020-01-07 06:14 | GAP | Comments(0)

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