② 10.1.3 収穫記録

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

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収獲の記録は、収穫工程の明確化 の中の最終段階が
それに該当します。
ただ、収穫工程の中に取扱い工程にある作業を含むと
いうこともあります。

用語と定義の説明にある、収穫には以下のように定義
されています。(管理点と適合基準)

収穫工程
収獲、収穫後の圃場での調整・箱詰め・一時保管・圃場から出荷先(農産物取扱い施設等)への出荷(積込・輸送・引渡し)までの作業活動をいう。
収穫ロット
同一の農産物であると認識できる収穫作業の最小ロットのこと。例えば、収穫ロットを識別するものとして圃場番号、収穫年月日、ロット番号等がある。

一方で、総合規則にも同様の、用語の定義と解説が
あり、収穫工程とは
作物を採取すること。茶の場合は収穫を摘採に読み替える。なお、収穫工程は収穫、収穫後の圃場での調整・箱詰め・一時保管、圃場から出荷先(農産物取扱い施設等)への出荷(積込・輸送・引渡し)までであり、それから先の工程は農産物取扱い工程となる。
となっている。ちなみに、農産物取扱い工程は・・・
農産物取扱い施設での農産物の受入、保管、洗浄、選別、調製、商品の性状を変えない簡易な切断、乾燥等簡易な加工、包装、及びこれらの農産物取扱い施設からの出荷(積込・輸送・引渡し)までの工程をさす。
ということで、ここでいう、収穫記録は、これらの
間を結びつけるものとなります。
結びつけるとは、収穫工程と農産物取扱い工程の
境界のことであって、定義における「引渡し」の
ことになります。

どこで行うか、という概念が根底にあります。
圃場で行うならば、それが調整でも選別であっても
そして、圃場から出荷するなら、収穫工程での出荷
記録であって、収穫数量は出荷数量に同じである、
という解釈(でよい)となる。
そのように見做せる収穫工程を明確化した文書で
説明できるようにしておくことですね。

一方で、収穫工程での全量が出荷に向かうならそれも
ありでしょう。
しかし、農産物の収穫物の全量を、例えば無選別で、
出荷する以外において、一部を取引先以外の出荷先に
持ち込む場合は、その数量把握が必要です。
これは、
 管理点3.1 生産計画 (3)生産性等に関する目標
との関連性で、必要になる場合がほとんどです。

また、気づきにくいことですが、生産計画も含めて、
同じ品目を、認証のものと、認証以外のものに、区分
けして、生産や収穫するようなことは認められていま
せん。これは並行生産として、総合規則に規定があり
きちんと区分けするので大丈夫ということではない、
ということを理解する必要があります。

よって、収穫記録として、同一の品目においては、
それらの集大成が、収穫総量となります。
この収穫総量は、農場の持続可能性に関わる「資金」
というところと関係します。
この「資金」に関する管理点はありませんが、この
収量の把握が必要なのですが、出荷量で代替している
ような場合が散見されます。

出荷量で代替することで足りる場合もありますが、
段階(工程)毎の把握をする姿勢は、収量以外にも
ハザード分析などで必要になりますので、工程ごとの
境界の概念も組み込んでいくことをお勧めします。

ところで、収穫時に留意するのは、収穫前日数の確認
があります。意外と多いのが、この確認をしていない
ことです。収穫したら出荷するというのは作業におい
て躊躇することがありません。よって、この収穫を
する段階での確認は、ほぼ出荷可否確認に等しくなり
ますので、見逃さないように責任者が確認して、収穫
の作業を指図することですね。

以下のイメージは、収穫前日までとなっている農薬の
散布可能範囲の状況です。
厳密には24時間ですが、上段の解釈でOKとなります。
② 10.1.3 収穫記録_b0391989_15390554.jpg

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by tm3381 | 2020-01-02 06:16 | GAP | Comments(0)

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