①a 5.検証、見直し、是正処置、改善措置、内部検証

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

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似たような文言ですが、それぞれ限定的な意図が
あるかもしれませんね。
①a 5.検証、見直し、是正処置、改善措置、内部検証_b0391989_20053760.jpg

検証
G:客観的証拠を提示することによって、適合基準が満たされていることを確認すること(ISO22000:2018)
T:HACCPシステムがHACCPプランに従って行われているかどうか、HACCPプランに修正が必要などうかを判定するために行われる手法、手続き、試験検査をいう。(※2)
ISO22000:2005:客観的証拠を提示することによって、規定要求事項が満たされていることを確認する(※4)
ISO22000:2018:客観的証拠を提示することによって、規定要求事項が満たされていることを確認すること。(ISO 22000:20183.45の定義から引用)
 注記1:検証のために必要な客観的証拠は、検査の結果、または別法による計算の実施若しくは文書のレビューのような他の形の確定の結果であることがある。
 注記2:検証のために行われる活動は、適格性プロセスと呼ばれることがある。
 注記3:“検証済み”という言葉は、検証が済んでいる状態を示すために用いられる。
H:監査は検証の一部であり、次の二つの側面がある。CCPごとの「検証」と、システムレベルがあるという「検証」。また、検証活動が内部で実行できない場合は、検証は外部の専門家または的確な第三者によりじっこうされるべきである、とも記載がある。なお、HACCPシステムにおいてはこの後者の「検証」を用語規定しておらず、「監査」として用語規定している。(※2:p44)
X:HACCP計画が順守されているかどうかを決定する。モニタリング以外の方法、手順、試験およびその他の評価を適用すること(※3)

是正処置
X:CCPにおけるモニタリング結果がコントロールの喪失を示すときにとられるべき措置(※3)
ISO22000:2018:不適合の原因を除去し、再発を防止するための処置。(3.10の定義から引用)
 注記:不適合には、複数の原因がある場合がある。
関連:逸脱時の修正及び是正処置

内部監査(内部検証)
G:「基準書」に基づき、自らの農場管理を点検・確認すること
H:7原則12手順がCODEXのガイドラインに沿って実施され、結果としてHACCPプランが効果的であることの証拠を得ること、および規定通りに運用され、安全な食品が製造されていることの証拠を得ることとする。(※2:p44)

見直し
ISO22000:2018:コミットメントに起因する検証の結果から、定期的に、その対象を食品安全マネジメントシステム全体として実施するが、そのテーマには、以下のような事例がある。
・前回までの社長の見直しの結果で(課題となった事項)に対するフォローアップ(できたかどうか?)
・検証活動を実施した結果の分析結果
・食品安全に影響を与えるかもしれない社内での変化しつつある状況
・緊急事態、事故や、回収状況
・食品安全マネジメントシステムの更新活動をした結果の見直し
・お客さんからのクレーム、お問い合わせなどを含む、(社外の利害関係者)とのコニュニケーション活動の見直し結果
・外部監査の結果や、検査結果

社長は・・・
「"食品安全マネジメントシステムの構築、実施ができているか、またその計画通りの結果が出ているかどうか"を継続的に改善すること」を約束する。


ISO22000:2018を引用したとする「検証」について
この原語である英語では、Verification となっている
引用元では「規定要求事項」であり、基準書では
「適合基準」となっているので、自ずと差異が生じて
きそうである。
意味合いは良く似ているが、内容は異なる、あるいは
内容は異なるかもしれない、ということですね。
さて、この「検証」は、CCPごとの「検証」であり
HACCPプランの検証となるでしょう。
記録様式は次のようなものです。
①a 5.検証、見直し、是正処置、改善措置、内部検証_b0391989_16234765.jpg
これは、HACCPプランで予め定めておいた原則6の
検証手順の設定 に基づくものです。
これは、GAP管理点 5.9 管理手段の検証 (2) 実施と
記録の要求事項に対応するものとなります。

もう一つの、システムレベルがあるという「検証」
については、その中に監査を含んでいる。
監査には、内部監査と外部監査がある。
特に内部監査は、システムをPDCAサイクルに沿っ
て継続的に改善していくために有効な手段である。

監査(Audit)とは・・・
監査基準が満たされている程度を判定するために、監査証拠を収集し、それを客観的に評価するための体系的で、独立し、文書化されたプロセス
という定義がある。(引用ISO19011:2011)
この監査には、監査基準の概念がある。
監査基準(Audit Criteria)とは・・・
監査証拠と比較する基準として用いる一連の方針、手順または要求事項(同引用)
とあり、監査員をAuditorといい、非監査者をAuditee
という。
監査の証拠としては・・・
監査証拠(Audit Evidence):監査基準に関連し、かつ、検証できる、記録、事実の記述又はその他の情報
とある。

内部監査については、後日の記事にまとめたい。

なお、このような監査を伴う検証のことを、GAP
基準書では、管理点5.10 食品安全に関するリスク
管理の見直し の要求としているように思われる。




参考
PDCAサイクル
ISO22000:2018:この規格で、同時に運用される2つの独立したPDCAサイクル(マネジメントシステムのPDCAサイクルとHACCP原則をカバーするPDCAサイクル)を明確にしています。


※1:ASIAGAP V2.2 管理点と適合基準 青果物 
※2:HACCP導入と運用の基本(日本食品衛生協会)
※3:HACCPシステムおよびその適用のためのガイドライン(CAC/RCP 1-1969の付属文書)
※4:ISO22000:2005/2009
※5:ISO22000:2018
※6:月刊HACCP2009年HACCP計画作成の手順

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by tm3381 | 2019-12-21 06:14 | GAP | Comments(0)

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