①a 5.3 商品仕様の明確化

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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HACCP12手順の二つ目に該当します。
そして、先に編成したHACCPチームとしての最初
の活動となります。
GAPにおける商品は、一般的には農産物です。

ところで、この商品(農産物)とは、その対象を定め
ることが、この仕様に記述する内容となる。
何故、このようなことをいうのかというと、ほとんど
の農場の方は、商品(農産物)はこれです、という
見方をしていないことがほとんどです。
①a 5.3 商品仕様の明確化_b0391989_09145033.jpg
色々なパターンがあって・・・
ということは良く理解できるのですが、そうであった
としても、そのような旧来の考え方を捨てましょう、
というのがこの管理点です。

例えば、ミニトマトでも・・・
・品種
・粒の大きさ
・パックか、袋か
・何グラム入りか
というところでは意識的に区分けできていますが、
・箱に何パック入れるか、何袋入れるか
というところになると、商品という概念があいまいに
なってしまうのですね。

つまり、商品(農産物)とは、パックもしくは袋の
ことなのか、それらが何個かはいった箱入りのこと
なのか、それが一種類の場合は良いのですが、複数の
種類があると余計に決めにくくなる。

そして、それに輪をかけるのが表示です。
管理点10.1.1 商品への表示
管理点10.1.1.1 適切な表示
管理点10.1.2 出荷記録
等とも関連するのですが、欠落が見られるのが、
以外と商品名であり、時には農場名がないということ
もあります。

どのような状態のものを、ひとつの商品(農産物)と
するのか、というのは、商品管理の責任者と、販売先
との折衝をする方がよくよく話し合って見直す必要が
あるということです。そして、これがしっかりと定め
られたいないと、HACCP12手順に沿って活動を
進めていても、またこの商品仕様の明確化 という
段階に立ち戻ることになります。

12手順の通りやればよい、という表面のことだけを
なぞっているだけではなく、その意図的なところまで
を理解しておく必要があります。

それでは適合基準を見てみましょう。

商品または商品グループごとに下記の内容について商品に関する仕様を文書化している。
(1) 商品または商品グループ名
(2) 意図した用途に適した品質のインプット(土・水・種苗・資材等)
(3) 栽培方法・調整方法・出荷方法
(4) 食品安全上の意図して用途・ユーザー
(5) 農産物の食品安全危害要因に関する許容水準(残留農薬、放射性物質、重金属、微生物、異物等の公的な規格・基準が明確な場合)
(6) 保管条件・日持ち、配送条件
(7) 表示内容
上段の留意点に続いて、もうひとつ。
この適合基準の (1) に、商品グループ名 でも良い
というようなニュアンスがあります。
とくに、
・粒の大きさ
・何グラム入りか
を、どのように仕様とするか、という観点です。

これを考えるときに、HACCPとは何か、を思い
出してみましょう。
食品安全危害要因と、その疫学的影響(食中毒などの
症状)が観点であり、その前提はインプットと生産
工程です。
収獲の後を考えてみましょう。
収穫物を選別することで商品としますね。

生産フローダイアグラムのところでも記事にしました
が、食品加工におけるHACCPでの生産工程の表現
とは異なるのが農業生産です。

答えを言えば、商品ではなく、商品グループのほうが
後々よい結果(HACCP活動)に繋がります。
何故そういえるのか、現在の工程の作業がそれに合致
しているからです。
詳細については、この後の手順を進めるところで説明
致しましょう。


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by tm3381 | 2019-12-09 06:15 | GAP | Comments(0)

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