①a HACCPベースのシステム

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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HACCPを理解している方も、HACCPベース
とは何かを知るとは限りません。
このような場合は、用語の定義と説明の項を見て
その意味を理解しておく必要があります。

農産物の生産工程全体に対する食品安全に関するリスク評価にHACCPを活用したシステムを指す

というようにあります。
 ASIAGAP における「リスク評価」に、
 HACCPのやり方を活用する
ということになりますので、
7原則12手順を、リスク評価に当てはめることに
なりますのですが、その対象は食品安全であるので、
 食品安全のリスク評価にHACCPを活用する
というように読み替えることができます。

そして、HACCPには、文字通りCCPという概念が
あります。これも、用語の定義と説明にあります。
Critical Control Point
必須管理点。食品事故を起こさないために工程の中で重点的に管理するべき必要不可欠な段階をさす。重要と特定された食品危害要因を予防または許容水準まで低減するために管理手段が適用され、かつ規定された許容限界及び測定が修正の適用を可能にするプロセス内の段階 (ISO22000:2018 より)

これをいい換えれば、
不適合を起こさない仕組みと不適合品を出荷しない仕組み
ということになります。
そして、「管理手段」とは、
管理手段(Control Measure) = CCP, OPRP
※PRPは管理手段ではない。
とされていて、OPRPのことと理解できます。
また、「修正」とは、
検出された不適合を除去するための処置
であるとされています。
一般用語の「修正」とは意味が違うことに留意が
必要かもしれません。

そして、「OPRP とは、「修正」を含まず、
Operation Prerequisite Program
重要な食品安全ハザードを予防又は許容レベルまで低減させるために適用される管理手段や管理手段の組合わせであり、処置基準及び測定又は観察が、プロセスや製品の効果的管理を可能にするもの
であるとされ、
その場でモニタリングすることが可能な科学的管理手段を用いてハザードを減少させるために衛生管理を行う
ことを意味するようですが、単なる衛生管理:PRP
でもなく、科学的な管理手段を用いたモニタリング
によるその場での実行が可能である手段による管理を
行える(仕組みがある)こと、とされています。

そして、GAPでの「前提条件プログラム」は
組織内やフードチェーン全体での、食品安全の維持に必要な基本的状態、活動 (conditions and activities)
とあり、ISO22000でいう、「PRP」と同じです。

以上をまとめると以下のような感じになります。
①a HACCPベースのシステム_b0391989_09275782.jpg
さて、要求は「HACCPベースのシステム」とされ
ていますが、自分の農場でどのようなことをすること
が、この考え方に合致するのでしょうか。
残念ながら、農場での農産物あるいはその生産工程等
さらに、農場の状況に応じて、その対応が異なります
ので、個別の対策対応となります。
末尾の こちら のリンクからご質問頂ければご回答
させて頂きます。

さらに、GAPでの管理点にある「一般要求事項」は
複数の管理点により実現されるべき内容を総合的に表現したもの
であるとされ、その内容は、
・食品安全マネジメントシステム
・前提条件プログラム
・HACCPベースのシステム
に相当するとあります。

つまりは、ISO22000の農業版のような意図が
あるように読み取れますが、そのような説明は基準書
にはありません。
ちなみに、GFSIでの承認スキームは、ISOでは
なく、FSSC22000となります。
この日本版が、JFS規格となります。

これらの3点をまとめて、「一般要求事項」とする
意味は、規格作りにおける言い回しであって、特に
その一部を切り取って得られるものはほぼないと
思われますのであまり気にする必要はないでしょう。


管理点と適合基準の解説一覧は こちら 
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by tm3381 | 2019-11-30 06:13 | GAP | Comments(0)

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