①a 2.4.2 経営資源の決定・提供

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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農業経営における経営資源にはどのようなモノがある
のかを考えてみましょう。
それを導入するときの決定をするということが、この
管理点になります。

実は、管理点と適合基準にも、どのような経営資源が
あるかのかは記載があります。
目次をみると、「2.経営資源の管理」という大きな
章があります。
11:(責任者、作業者、パート、季節雇用等)
12:(労働力としての管理面)
13トイレ手洗い設備
14:(労働安全)
15(圃場、施設では購入培土や支持材等)
16廃水
17施設(取扱い施設、喫煙・飲食の場所)
18機械・設備、運搬車両、収穫容器・備品、
   掃除道具、包装資材 等
19:(エネルギー)
20廃棄物
21:(周辺環境)
22:(生物多様性)

資源とはいえないようなものも含まれていますが、
上記の太字にした箇所を見て、どのようなモノを
「資源」というのかを理解するとよいでしょう。
①a 2.4.2 経営資源の決定・提供_b0391989_20010529.jpg
での要求事項である、「決定」のときが重要な段階
となります。
決定するときのチェック項目は
・必要な機能が備わっているか
 (不要な機能が含まれていないか)
・作業性に問題はないか
 (作業手順や方法に無理・無駄がないか)
・日常点検及び使用後の掃除や洗浄のやりやすさ
・定期的メンテナンス(メンテナンスフリー)
・農産物の接触面や使用する機械油
・設置場所や保管場所とそれらの責任者
・廃棄時の容易性等
のようなことが考えられます。見た目や価格だけで
なく、農場としてどのようなことを確認するべきか
を考えておくことが重要でしょうし、その評価結果
に基づいて、購入し、設置等を行うことですね。

この考え方は、「適格性評価(Qualification)
呼んでおり、GMPのなかにもあります。

装置又は付帯システムが適切に据え付けられ、正しく作動し、実際に期待される結果が得られることを証明し、記録する活動。適格性評価はバリデーションの一部である。
※類似語にプロセスバリデーションという考え方もある。装置などの適格性評価をすべて行っているからといって、プロセスバリデーションが終わるわけではない。
通常、以下の作業を個々に、又は組み合わせて実施する。
設計時適格性評価(DQ):設備、装置又はシステムが目的とする用途に適切であることを確認し文書化すること。
設備据付時適格性評価(IQ):据付け又は改良した装置又はシステムが承認を受けた設計および製造業者の要求と整合することを確認し文書化すること。
運転時適格性評価(OQ):据付け又は改良した装置又はシステムが予期した運転範囲で意図したように作動することを確認し文書化すること。
性能適格性評価(PQ):設備およびそれに付随する補助装置およびシステムが、承認された製造方法および規格に基づき、効果的かつ再現性よく機能できることを確認し文書化すること。

これらも参考になるかもしれません。

さて、適合基準として要求されている内容を見て
みましょう。

経営者は、食品安全マネジメントシステムを含む農場管理マニュアルの実施、維持及び改善に必要な適切な資源(適切な資格を有するスタッフ)を適切な時期に決定し、かつ提供しなければならない。


この適合基準では、対象となる「資源」について
 FSMSを含む農場管理マニュアルの実施、
 維持及び改善に必要な適切な資源
とありますが、農場管理マニュアルとは農場管理
システムを文書化したもので、農場管理システム
とは農場管理の仕組みであって、農産物の生産を
行うことに係るすべての仕組みとなり、そのための
必要とされる資源を対象にしています。

ということは、農場管理マニュアルで対象とする
資源とはどのようなモノなのかをイメージしておく
ことも必要なことかもしれませんね。

これらは経営者の責任のひとつであるということと
いうことになります。管理点 2.1② 責任者への担当
にはサンプル帳票集頼りにしないようにしてほしいものです。


管理点と適合基準の解説一覧は こちら 
農場経営にGAPを導入する こちら 

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by tm3381 | 2019-11-29 06:16 | GAP | Comments(0)

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