① 13.2 作業者及び入場者のルール

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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昨日の記事、作業者及び入場者の健康状態の把握と
対策の前提となるものです。

衛生管理に取り掛かる手順としては、この管理点の
並びは参考にしないほうが良いでしょう。
少しは こちら に記事にしました。

1.商品説明書(仕様書)などで、取引先での用途
  を想定する。
  例えば、水洗いせず食することが可能である。
  というような農産物は「食品」であるという
  理解をしなければならない。
2.施設等:設計及び設備 (機能要求書)
  食品衛生の一般原則の規範としては
   6)施設:保守およびサニテーション
  に相当します。
3.生産フローダイアグラムや作業手順
  食品衛生の一般原則の規範としては
   3)一次生産
   9)製品の情報および消費者の意識
  に相当します。

つまり、
 どのような商品を、
 どのような機能を有した場所で、
 そこがどのような状況に保守されているところで
 どのようなもの(機械や道具等)を用いて、
 どのような作業をするのか、
ということが前提となって、そこでの作業者は、
どのような理解をしているべきか、どのように行動
するべきかが見えてくることになります。
そして、その作業に従事するにはどうであるべきか
農場に入場してもらうにはどうであるべきか、とい
うことが見えてきます。
① 13.2 作業者及び入場者のルール_b0391989_09551486.jpg
ではその要求事項を見てみよう。

下記の項目について衛生管理に関する必要なルールを決め、収穫及び農産物取扱いに従事する作業者及び入場者に周知し実施させている。ルールは文書化している。
(1) 作業着、帽子、マスク、靴、手袋等の装着及び所持品
(2) 手洗いの手順、消毒、つめの手入れ
(3) 喫煙、飲食、痰や唾の処理及び咳やくしゃみ等の個人の行動
(4) トイレの利用
(5) 農産物への接触
取組例や備考では、
(1) 所持品には例えば、時計、メガネ、携帯電話、筆記用具、タバコ、ライター、財布、鍵、付爪・マニキュア、指輪、ピアス等がある。
収獲作業者には例えば、下記のルールを周知する。
・ボタンやファスナーの取れかけた作業着は着用しない
・携帯電話は落下防止処置をして携帯する。
・タバコ、ライター、財布、鍵などを携帯する場合は、ファスナーのついたポケットに入れる。
・圃場では煙草を吸わない。
(5) 例えば、生食する農産物を取り扱う場合は食品用手袋の必要性を検討する。

ここで要求されている文書化については、「農場の
ルール」のなかのひとつの要件になるでしょう。
この「農場のルール」は「農場管理マニュアル」の
中のひとつの章になることでしょう。

そして、この「農場のルール」を守るためには、
9.2.1 農場ルール違反への対応手順
も文書化しておき、それに基づき、
と行うことになるでしょう。

さらに、このルールに違反すると、
9.2.2 農場ルール違反への対応
とつながり、これらの数が多いようであれば、
PDCAサイクルにおける Action:改善
ということが行われ、農場のルールなどの文書類の
改訂に繋がり、また教育訓練を行い、実施する、
というようになるでしょう。

また、場合によっては、リスク評価とも関連が出て
くるかもしれません。

このように、管理点ごとの対応をしていては、関連
性がつかめず、その対応に連続性がなくなる恐れが
出てきます。
連続性がなくなると、サイクルが回らなくなり、
農場の持続可能性がそがれ、結果的にはGAPの
取組みが農場の負担となり、農場の誤解を生むこと
に繋がります。


管理点と適合基準の解説一覧は こちら 
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by tm3381 | 2019-11-17 06:16 | GAP | Comments(0)

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