① 13.1 作業者及び入場者の健康状態の把握と対策

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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なります。
 7)施設:ヒトの衛生
の中の記載が参考になる。

目的:食品と直接または間接的に接触するヒトが、次のことにより食品を汚染することのないことを保証すること。
- 適切な程度のヒトの清潔度を維持すること。
- 適切なマナ-で行動し作業すること。
根拠:適切な程度のヒトの清潔度を維持しない人々、何らかの疾病または状態にある人々、または不適切な行動をとる人々は、食品を汚染させ消費者に病気を伝播する可能性がある。

この項には、以下の小項目が含まれる。
(1)健康状態
(2)疾病および傷害
(3)ヒトの清潔度
(4)ヒトの品行
(5)訪問者
① 13.1 作業者及び入場者の健康状態の把握と対策_b0391989_21461749.jpg
この中の、(2)の項が、健康状態を示す内容と
なると思われる。ここには、
 ・黄疸
 ・下痢
 ・嘔吐
 ・発熱
 ・ 発熱をともなう喉の痛み
 ・ 肉眼的に感染のある皮膚の損傷
  (腫れもの、切り傷など)
 ・ 耳、目または鼻からの分泌
があるので、このような症状がある作業者に対する
対応方法を規定している。

それでは、適合基準と取組例を見てみましょう。

(1) 農産物を通して消費者に感染する可能性がある疾病に感染しているまたはその疑いのある作業者及び入場者は、事前に農場の責任者へ報告をしている。
※ASIAGAP V2.2 では、「・・・入場者を、事前に農場の責任者がふるい分けしている。」となっている。
(2) 農場の責任者は、(1) に該当する者に対して、収穫及び農産物取扱い工程への立入・従事を禁止または対策を講じた上で立入・従事を許可している。
※ASIAGAP V2.2 では、「・・・工程への立入・従事を禁止している。」となっている。
取組例は、
(2) 例えば、下記のような対策がある。
・ 嘔吐、下痢、黄疸、発熱等の症状がある作業者については、感染症(赤痢菌、サルモネラ菌属、腸管出血性大腸菌、ノロウィルス等)の疑いがあるため立入・従事を禁止する。
・ 手指に化膿創がある場合には黄色ブドウ球菌による汚染リスクがあるため、重度の場合には農産物に接触する作業には従事させない。

ASIAGAP との相違がある適合基準である。
恐らく、JGAPでもこのような方向性になるものと、
想像されるが、本日現在では差異があるという理解。

対象となる症状のもとになる病原菌などによる、影響
範囲が消費者のみとなっているが、農場内での感染の
拡大を誘発する可能性があるため、その対策で、収穫
及び農産物取扱い工程だけに限定しているが、本来は
農場内に存在することでのリスクの拡大が懸念される

収獲中の圃場への立入、収穫容器や機械などの接触、
包装資材への接触なども、好ましいとは言えない。
収獲中の圃場立入は直接的な汚染が考えられ、その他
では交差汚染の可能害が考えられる。
また、セキなどによる拡散は空気感染(交差汚染)と
なるかもしれない。

また、これら、健康状態の確認やふるい分け、立入や
従事の制限を農場の責任者が実施しているかを要求
している。
その見極めや権限の委譲があれば、農場の責任者以外
でも可能として良いかと思われる。

いずれにしても、この管理点は、次の管理点 13.2 に
よって定められたルールによるものであって、

ただ、この観点での病原菌やウィルスの罹患者や、
接触などによる感染者により、事業所での製品により
健康被害を蒙るような事例は、食品産業では毎年の
ように起こる事象でもあります。
農場でも、6次産業化しているような場合は、作業者
の相互の行き来には留意が必要でしょう。


引用文献や参考記事


管理点と適合基準の解説一覧は こちら 
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by tm3381 | 2019-11-16 06:15 | GAP | Comments(0)

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