⑥a 16.3.1 培養液の排液管理

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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培養液とは、微生物や組織の培養、および高等植物の
水耕栽培に必要な栄養物質を一定の割合に含んでいる
液、であるとされていると思われます。
このうちの後者が該当しますね。

養液栽培でのノウハウに関するようでもありますが、
近年は、マスト条件でもなさそうであり、電気伝導度
あるいは水素イオン濃度などでの自動管理と、定期的
な成分分析などで、そのパラメータなどを補正する
というような仕組みのものがあるようです。


そして、イチゴにしろ、トマトにしろ、養液栽培で
廃液が出ることがないシステムもあるようですが、
レタスなどの植物工場では排液はつきものです。
そして、この排液はおおよそそのまま排水路に流さ
れることが多いようです。

この排水場所が、農業用水の経路であることもあり、
そのような場合の対策と、排水路の歯合いの対策と
では、その対策内容は大きく異なります。
いい換えれば、農場の立地が問われることになります。

4.2 新規圃場の適性の検討、及び対策(4.3)等とも、
密接に関連します。
このような施設栽培の場合は、用水なども重要です
が廃水処理も留意するとよいでしょう。

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さて、この管理点と適合基準を見てみましょう。

養液栽培は、培養液の排液の量や排液中の肥料成分を削減する工夫をしている。

とあるように、廃液となるものをそのままの状態で
排出するのではなく、質と量を管理していますか?
ということになります。
ここで留意するべきは、単に希釈するだけでは、
この管理点にそぐうことは困難です。

基本は、事例にもありますが、植物に吸収させる
ことが質の対応としては重要です。
このためには、まずは現状を知ることですので、
排液の中に含まれる栄養成分のモニタリングを
行い、値の変動を加味して、対応方法を定める
ようにしてほしいと思います。

そして、この質の対応は同時に、施肥量の管理で
もあり、管理点25.1.2 適切な施肥設計 とも関連
することになります。

量の対応としては、システム設計そのものとの兼ね
あいとなりそうですので、システム導入時に十分に
検討することですが、すでに運用している場合は、
無駄な養液の作成を防止するため、計画性を持つ、
あるいは、間違いを防止するため、責任者の指示に
よる養液作成や生産量との対比を行い、適正量を
把握しているなどの対応となるでしょう。

なお、取組み例はAdvanceのときのものです。

また、一般的な排水の記事にある、環境水に係る
考え方の基準を参照していただきたい。(19.9.11)

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by tm3381 | 2019-11-09 06:17 | GAP | Comments(0)

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