⑩ 19.2 温室効果ガスの発生抑制及び省エネルギーの努力

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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GAP、5つのカテゴリ、環境保全の管理点です。
適合基準の全体像は こちら (2019.7.19)

農業が環境に及ぼす影響という観点ですが、全ての
産業は地球上で行われていて、太陽エネルギーは
地球外にその根源があるものもあります。
農業で使用する環境からの直接的な要素としては、
(1) 大気(酸素、二酸化炭素)
(2) 光(太陽光、人工光)
(3) 水(天水、河川水、地下水、水道水、
    リサイクル水等)
などがあり、ほぼ無償で利用できるものである。

一方、農業で必要となる、有償のものには、
(4) 電気(火力、水力、原子力、再エネ等)
(5) 燃料油(ガソリン、経由、灯油、重油等)
(6) ガス(プロパンガス、液化天然ガス等)
などが考えられ、これらの中で、農場で生成する
場合(太陽光発電、メタンガス生成等)もある。

本来的には、農業は炭酸同化を前提としており、
二酸化炭素を固定化することで農産物を形成する。
つまり、温暖化ガスの一つである二酸化炭素を空気
中から得て、炭酸同化で固定化するため、積極的に
大気中の二酸化炭素を除去していることになる。

さらに、そのうえで、発生の抑制をしているか? 
ということが管理点となります。

では、農場で発生するのは、どのようなときで
しょうか。それが、上述した、農場が無償、有償
に関わらず、使用する場合であり、それを農場が
明らかにすることから始まる。

例えば、以下のような事例である。
・トラクターなどの機械を使用する
・倉庫などで照明器具を点灯する。
・取扱い施設でエアコンを使用する。
・農産物を水道水で洗浄する。
・草刈機などで刈払する。
・ストーブで暖房する。

色々思うところはあるでしょうが、要求事項では

電気、ガス、重油、ガソリン、軽油、灯油等のエネルギー使用量を把握した上で、温室効果ガスである、二酸化炭素(CO2)の発生抑制と省エネルギーの努力をしている。

という内容を見てみましょう。

電気を使ったら二酸化炭素は出ますか? でませんね
ガスを燃やしたら二酸化炭素は出てきますが、燃料
電池に使うとどうでしょう。
水素発生時に二酸化炭素発生はあります。が、その
まま燃焼させることよりは格段に少ない。

電気を使っても出ないこと、ガスを使っても必ずし
も想定の量は出ないこと、ましてや、農場が再エネ
に取組んでいるなら、発生抑制とは何を指すのか、
省エネルギーの努力することはどのようなことか、
どのようなことで良しとし、どのようにダメなのか
ということを農場が想定し、審査員との認識合わせ
を行うべきでしょう。

もうひとつの観点では、良いことをしていて、悪い
ことがそれを上回っているなら、それは農場として
適合基準が満たされているのか、審査員の判断だけ
ではなく、農場が判断できるためには何が必要か、
それを考えることが重要になります。

答えは簡単で、2つの視点が考えられます。
・農場の総量で判断する。
・収量当りの使用量で判断する。
これらの2つともの観点で満足するなら、この
要求事項を満足していることになる。

これらのためには、実態把握であり、その管理、
つまり集計して、前年対比、あるいは、目標対比
を行うことになるでしょう。
また、これらは農場運営の目標設定にも活かせますね。

以下は、参考資料です。


地球環境にとって温暖化ガス(CO2)は、随分前から
世界的レベルで指摘されてきました。

農研機構による参考資料ですが、温室効果ガスには
以下のようなものがあります。
⑩ 19.2 温室効果ガスの発生抑制及び省エネルギーの努力_b0391989_09210899.jpg
農業も含めた人間の活動によって平均気温をどの程度
上昇させたのかのシミュレーションでは、
⑩ 19.2 温室効果ガスの発生抑制及び省エネルギーの努力_b0391989_08592279.jpg
というようなデータがあります。


管理点一覧は こちら 
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by tm3381 | 2019-10-11 06:16 | GAP | Comments(0)

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by トシ