衛生区分とは

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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生産を俯瞰すると、場所や工程でその全体を表現する
ことができます。

農場地図、施設レイアウト等が位置口付近に掲示され
ている場合や、生産フローダイアグラム等の生産工程
が表された文書類をご覧になる場合もあるでしょう。

これを、食品衛生の観点で見たときに、その管理を
行うことを想定すると、エリア≒工程ごとに、その
レベルを分けて管理することが効果的であるという
結果になります。

このような考え方になるのは何故でしょうか?
それは、自然の摂理、生産に係る人の行動、および
ヒトの衛生度によるものと思われます。

生産には、水が必要になったり、ヒトが係わったり
しますが、その前に、地球上には大気があります。

大気には・・・
 汚染物(PM2.5、有害ガス、カビ等の胞子)
が含まれます。
クリーンルームとは、これらの汚染物を除去した
大気が充満した密室であるといえます。

水は、エリア≒工程ごとに、あらかじめ区分けして
配管することができます。ので、無意識的に、衛生
区分に沿った管理が可能です。

大気は、ヒトの出入りなどで、区画の制限が解除
されてしまいます。
そこで、二重扉などで区画することもあります。
まるで宇宙船や潜水船のような感じになりますね。

このような手法で、ヒトやモノを区画を超えて、
衛生区分の制限を解除することなく、流動させる
ことが可能となります。

そして、この流動の前後で、衛生度合を管理する
ことで、食品衛生上の危害を管理することができる
という考えを取入れたのがゾーニングという概念と
なります。

ゾーニングとは、
 空間をテーマや用途に分けて考えること
とあります。
衛生区分とは、このテーマや用途に意味づけられ
ると考えられます。

さらに、食品加工などHACCPの概念が導入されつつ
ありますが、一般的な農業ではそこまでの衛生度合
を要求されることは少なく、衛生区分としてのその
度合に関する解釈は異なっていてもよいでしょう。
※清潔度の取決めは事業者で定めるとある。


さて衛生区分という位置づけがわかったところで、
この区分された環境の中を農産物が通過し、単に
通過するのではなく、作業者による関与があり、
それ以外にも、機械器具、あるいは作業台や容器
等が係わることになり、さらに出荷流通のための
容器包装や梱包材が関与することになります。

  1. 機械設備や車両は、管理点18.1に。
  2. 検査機器や測定器は、管理点18.2に。
  3. 容器や道具は、管理点18.3に。
  4. 包装資材は、同じく管理点18.3に。
  5. 農産物接触面の安全性は、管理点18.7に。
  6. 洗浄剤などの化学製品は管理点18.4に。
  7. 機械オイルなどは、管理点18.5に。
※5はASIAGAPのみ

以下に、小松菜など、洗浄して出荷するような
農産物を想定した衛生区分の事例を示します。
また、出荷商品である農産物の一部になるような
包装資材が管理点に含まれますが、これは食品
衛生法による規定などがありますので、これに
順ずる必要があるため、別途記事にする予定です。

衛生区分とは_b0391989_11225984.jpg

管理点一覧は こちら 
ではまた

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by tm3381 | 2019-09-29 06:11 | GAP | Comments(0)

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