④a 18.1.1 容器・車両の衛生管理

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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この管理点は、ASIAGAP のみのものとなります。
そして、Advanceの時点でもまだなかったものです。

スキームオーナーの判断ではあろうかと思うのです
が、恐らくは、管理点4.1 前提条件プログラムの確立
という管理点に、
 (7) 農産物の取扱い(保管・輸送を含む)
の関連として、
 (管理点17.4, 18.1参照)
とあるので、その影響が考えられますね。

つまり、衛生管理が整っていることで、HACCPが
機能するというのがその意味ですので、根底の衛生
管理に関する要求事項がしっかりしている、という
GFSI指向によるものと思われます。

ただ、JGAPにはこの管理点はないので、農産物と
接触する容器や車両の衛生管理はしなくてもよい、
ということにはなりません。
これらは直接汚染という考え方もありますが、むしろ
交差汚染の起こる状況になります。

ただ、容器とか車両については主に収穫工程での交差
汚染となりますが、JGAPには、収穫工程で使用する
ものとの交差汚染という概念の管理点はありません。
あるのは、
4.1 圃場及び倉庫における交差汚染の防止
5.1 農産物取扱い施設における交差汚染及び異物混入
  の防止
があり、この後者側に、
(3)収穫及び農産物関連の機械・設備、輸送車両・
 容器・備品等
を対象にした交差汚染リスク評価についての要求事項
があります。

これらは農産物ありきの交差汚染のリスクであって、
農産物の有り無しは関係なく、容器や車両はきちんと
洗浄なり、付着物の除去なりをしておくのですよ、と
いう観点ではないのです。

わかりやすく言えば、
JGAP:汚れているかもしれない容器や車両と農産物
   が、接触などによる交差汚染のリスク評価
AGAP:衛生管理された容器や車両と、農産物との
   接触などによる交差汚染のリスク評価
という想定がなされていることになります。

どちらがクールなのかは誰でもわかりますよね。

さて、では要求されている適合基準を見ましょう。

収穫物(梱包資材を含む)と出荷物の輸送に利用
される、外注車両を含むすべての容器と車両が
農産物の輸送という目的に適しており、かつ交差
汚染の原因とならないよう、手入れが行き届いて
おり清潔である。

というようになっています。

この中で留意するべきは、対象は、
・収穫物(梱包資材を含む)
・出荷用容器
のふたつのものと、輸送に用いる
・車両(外注先の車両を含む)
の管理であり、おそらくこれらのものが
・手入れが行き届いていること
・清潔であること
が要求され、結果として、交差汚染の原因に
なるような状況にないことを要求している、
ということです。

このなかの、輸送にするという目的に合致する
状態になっているかどうか、これが最も重要で
あるということです。

例えば、ジャガイモを収穫し、コンテナに入れて、
車両で取扱い施設に運ぶとき、
・収穫物(梱包資材を含む)
・車両
これらの関係になりますが、コンテナはどうあるべき
でしょうか、また、車両はどうあるべきでしょうか。
④a 18.1.1 容器・車両の衛生管理_b0391989_20275559.jpg
圃場の土壌で汚れるので、コンテナや車両は洗浄等に
留意する必要はない。
というのは、間違いです。
見た目だけで判断するならその通りだといえそうです
が、化学的又は微生物汚染などは目には見えません。
見た目だけでの衛生管理ではだめだということです。

JGAPだから知らなくてもよいといえば、その通り、
なのですが、GAPは取組みすることが標準である、と
考えるなら、ASIAGAPの管理点も少し見てみると
良いと思います。


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by tm3381 | 2019-09-25 06:17 | GAP | Comments(0)

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