④ 18.1 機械・設備及び運搬車両の点検・整備・清掃・保管

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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農場内の経営資源の管理という側面である。
管理点18に対応する概要は前回の記事にした。
18.1では
 1) 機械・設備
 2) 運搬車両
を対象にして、点検・整備・清掃・保管という管理の観点でどのようなことを要求しているのかを見てみましょう。
④ 18.1 機械・設備及び運搬車両の点検・整備・清掃・保管_b0391989_08361389.jpg
適合基準には

(1) 保有する機械・設備及び運搬車両のリストがある。
 そのリストには設備・機械及び運搬車両に使用
 する電気、燃料等が明確になっている。
(2) 機械・設備及び運搬車両は、適期に必要な点検・整備・清掃を実施し、その記録を作成している。
 外部の整備サービスを利用している場合は
 整備伝票等を保管している。
(3) 機械・設備及び運搬車両は、食品安全、労働安全及び盗難防止に配慮して保管している。

とあり、その事例や備考としては、

(1) 機械・設備は、圃場、倉庫、農産物取扱い施設で使用するものを始め、電気、ガス、重油、圧縮空気、貯水槽等の関連設備・機器を含む。
(2) 例えば、農薬散布の前に農薬散布機のノズル、ホース、タンク及び接合部のチェックを行い、正確に散布できることを確認している。
 年一回以上、トラクターの整備を整備工場に依頼している。
(3) 例えば、農薬散布機とコンバインは同じ場所に置かない。
 アタッチメントの昇降部を下げ、キーを抜いて保管している。

とある。

農場としてやるべきだとされることを、まとめてみましょう。
まずは、どのようなものが農場にあるのか、それを明らかにし、倉庫や設置の場所を含めて、平面図に図示してみましょう。
つまり、管理点18.2 での要求事項にある「検査機器・測定機器・選別装置及びその標準」と合わせて、明らかにする、ということは、台帳やリストを作成することです。
これがないと、管理はできないと考えましょう。そしてこれに間違いや欠落があれば、管理が不十分であるという不適合に発展することも理解しましょう。
そして、この時点で不要な機械・設備があればそれらは遊休資産として別置きする、あるいは適切に処分をしましょう。
勿論、処分をしたら、台帳の更新も行い、台帳やリストと、現場にある資産が整合することを確認しておきましょう。このような体系の記事はこちらです。理想的には、管理番号を付与して、現品にも貼り付けすることです。
以上が管理のための前提条件、事前の準備となります。

次いで
【現場サイド】
機能的に資源を活用できること
交差汚染のリスクを加味してモノの保管場所を特定すること
平面図に特定した場所を記載すること

【管理サイド】
できれば、番号管理体制を構築すること
台帳やリストに要求事項を記載すること
例えば以下の項目
・名称
・製造者
・購入情報:日付(設置日)や購入先
・仕様(エネルギー源等、寸法、機器構成等)
別紙として、
1) 使用前確認、および後始末記録
  ※作業記録に含めてもよい
2) 点検・整備等の記録が残るようにすること
等の仕組みを整えることと、
対象の設備や機械類などの購入時点での台帳作成や現場との連携の手順を作成する。
あるいは、定期的なメンテナンスなどの対象資源及びその日程表(スケジュール)を作成して、進捗管理する。

以上のようなことができるような運営でなければならない。
これらが整って、要求事項の (3) に対応することが可能となる。

管理点一覧は こちら 
ではまた

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by tm3381 | 2019-09-22 06:15 | GAP | Comments(0)

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