④ 17.1 有害生物への対応

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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施設管理のひとつです。
施設には、
・水源及び貯水タンクや配管等の給水施設
・廃棄物一時保管場所
・トイレ
・手洗い設備
・種苗保管場所
・農薬保管庫
・肥料保管庫
・包装資材保管場所
・施設栽培用の施設
○農産物取扱い施設
 - 収穫物一時保管場所(予冷庫等)
  農産物保管場所(室温・定温・冷蔵庫等)
○休憩室更衣室(喫煙・喫食の場所)
・その他倉庫(圃場資材、機械器具、散布機など)
というようなものが考えられる。

管理点17で問われる、施設の一般衛生管理 これに
ついては、上記に記載した施設のうち、○で示した
施設を対象にした管理点と適合基準となる。

17.1 有害生物への対応
適合基準には以下のようにあります。

(1) 農産物取扱い施設内において、有害生物(小動物
 昆虫及び鳥獣類等)の侵入・発生を防止している。
(2) 駆除する場合には、食品安全に影響がない方法で
 実施している。

とあり、事例や備考には、

例えば、どのような有害生物が発生しやすいかを把握
した後に、進入路を防いだり、駆除を実施する。
薬剤での駆除は、農産物などに薬剤が影響しないよう
保健所または専門業者に相談御実施する。

とあるので、その内容を見ていくことにしましょう。

この管理点の対象場所(施設)は、農産物取扱い施設
のみとなります。
まず、農場で、農産物取扱い施設がどこであり、その
施設内のレイアウトや有する機能の現状把握が前提と
なります。

施設というのは、一棟の建物だと分かりやすいのです
内部を壁で仕切っているような場合も、その仕切りの
単位が施設と理解できます。
問題は、一部屋の中を壁もなく、仕切りもなく、その
範囲を特定して、農産物取扱い施設と認識する場合で
すが、床にテープを貼って区分けする、窓口の前の
誘導路のようにポールとロープを使って区分けする、
というような場面もあります。

天井や壁があれば、「侵入」という観点での対応も
可能になりますが、後者のように物理的な区分けが
出来ない場合は、その部屋の全体を対象にして、この
管理点を適用しなければなりません。

有害生物としては、どのようなモノがあるでしょう。
・小動物(ネズミ、コウモリ、ハクビシン、ヘビ等)
・害虫類(ゴキブリ類、ガ類、ハエ類、甲虫類)
・鳥類(ハト類、スズメ類、ムクドリ類)
④ 17.1 有害生物への対応_b0391989_22454771.jpg

基本的には侵入がないと発生もありません。しかし、
実際にはどこからともなく、卵が産みつけられていた
りすると、発生という状況になります。
排水路のトラップなども注意が必要です。

対策としては、殺虫剤などを検討することになります
が、殺鼠剤やスプレー剤、あるいは付着させて巣まで
帰らせて一網打尽というようなものは適さないことが
多くなります。
また、電撃による殺虫機もよくはありません。

殺滅させるのは良いのですが、その死骸が異物になる
あるいは腐敗やカビなどによる別のリスクの火種に
なりかねません。
粘着シートなどで捕獲する、というのがお勧めです。

そして、このような捕獲をすることはまた別の利点が
あります。
有害生物防除マニュアル  というような書籍もある
位ですから、少し奥が深い。
利点とは、
「適切かつ十分な原材料検査、精密な有害生物のモニタリングと確かなクリーニング作業の実施によって、有害生物の生息数を減少させ、化学的駆除剤の必要性を最小限に留めること」
というようなことであり、このモニタリングが、この
捕獲するということと同じことだからです。
④ 17.1 有害生物への対応_b0391989_22480702.jpg

これらのことを農場内で担当するのは、農産物取扱い
施設管理責任者(管理点2.1(4))の方になりますが
この方にとっては頭の痛い問題です。
新たなバージョンでは、
・立地させ、設計し、施行しなければならない。
というような観点に変わるかもしれません。
このようなことから考えておけば、この管理責任者も
やりやすくなるでしょうね。

ではまた

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by tm3381 | 2019-09-13 06:15 | GAP | Comments(0)

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