指導員に期待するスケジュール

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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認証取得を目指す農場と、そこに所属する指導員の方
の関わりについては前回の記事にいたしました。

想定している情景は、
・GAP認証を目指す農場(経営者)
・その農場に所属するGAP指導員
・GAP認証取得に関わるメンバー(責任者候補)
・仲介機関などから派遣されたコンサルタント
というメンバーで構成されて、GAP認証に向けて、
相互に連携して、取得達成を目指すことになります。
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そのためには、それぞれの立場で、1つの目的達成に
取組むことになります。
それぞれの役割を明らかにしておきましょう。

1.農場の経営者
 ・認証取得を目指す宣言
 ・進捗と資源の提供

2.GAP指導員
 取得するに足りる、現状で不足している、または、
 間違っていること、あるいは、想定していないこと
 などを把握し、それに対して、自農場での効果的な
 対応を、メンバーに割り振り、期限を決め、その
 進捗を管理することである。

 そのためには、基礎研修受講により、学び取らなけ
 ればならないことがある。
 1) GAPが求めるもの(理念)の理解ができる
 2) GAPを取り込んだときのメリットがわかる
 3) 時系列的にやることを決めることができる
 これらが整っていることである。

3.関わる農場のメンバー
 栽培や施肥防除、収穫や出荷調整の業務に関わって
 いる責任者などが適切であろう。
 自薦でもよいが、経営者の認識とも合わせておく
 ことは重要であろう。

4.コンサルタント
 上記の指導員による、3) にあるスケジュールを始め
 その農場として望ましい進捗状況、そしてその場面
 ごとでの文書や現場などの整備状況における欠落、
 齟齬、理解の間違いなどを是正してスケジュールに
 整合させるために、必要な助言などを行う。

というのが理想なのですが、それが整いつつ、初回の
審査に至った農場は、一つだけでした。

殆どが、コンサルタントが、指導員のやるべきことを
行い、指導員はメンバーの一員となってしまうのが
通例となってしまっている。

自動車の運転免許に例えるなら、経営者やメンバーを
載せたバスを、コンサルタントが運転して、指導員は
「そのようにやるのか」と感心しながら見ている、と
いうような情景が近いと思われる。

これでは、農場の自立を促す ということとは隔たり
があることになる。
そうすると、指導員のための基礎研修の位置づけや、
その認識が違っているのではないだろうか。
指導方法を学ぶ、というのが、指導するために学ぶ、
何を? 基準書に書いてあることを となっているの
ではないだろうか。

「わからないことがわかる」というだけではなく、
「できないことができる」ようにすることが望まれる。


ではまた

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by tm3381 | 2019-06-19 06:15 | GAP | Comments(0)

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