GAP

GAP取込み  そのステップ(11)

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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とうとう、11まで来てしまいました。
取組みにしても、取込みにしても、農場が行うことは
おなじですね。

しかし、以前にも記事にしたとおり、指導員であって
も何から初めて、どのように進めていくか、という
基本的なことができない、そればかりかわからない、
という状況にある方が多数おられることはどう考える
のか、ということです。

自分のことを振り返っても、多少自覚がないと言われ
たなら、反論の余地もない。
それは何故か、ということを自分の反省からも紐解く
と管理点と適合基準の意味の説明が印象に残っている
ということですね。

見方を変えると、指導員として活動できる資質、ある
いは、(指導)活動の手法についての説明がないこと
その時留意しておくべきこと、このような時間が殆ど
ないか、その印象が残らない、そのようになっている
ことなのではないでしょうか。

そして、印象に残っていることも、へえ、そんなこと
が中に埋まっているの、適合基準に書いてあることを
やるだけではダメなんだ、という認識。
ではどうしたら良いのか、農場ごとにそれぞれの事情
がありますので、答は1つではありません、と。

結局は、どこからかわからなくなってしまい、その後
も、わからないから始まり、わからないに繋がり・・
わからないことがどんどん山積みされる。それでも、
テストに合格する、あるいは、したことで、指導員の
資格を得たという結末。
GAP取込み  そのステップ(11)_b0391989_16305747.jpg
そんな反省から、これから基礎研修を受ける皆さんは
予習をするなり、ご自分の農場の状況を見て、こんな
感じでやっていけばいいのかな、と、少し事例などに
関わっておくことをおすすめしたいと思う。

基礎研修のあり方としては、それでいいのか、という
のは部外者の立場(筆者)では、一概にダメだとかは
いえないのは当然です。
日本GAP協会主催とはいえ、その背景や経緯もあるで
しょうし、そのような事情を知る由もありません。

ただ指導員の方も声を上げていくことも必要でしょう。
基礎研修を受けたら、指導先の農場の現状を把握して
望ましい目標設定、時間配分、担当者を決めて、進捗
を管理しながら、認証審査まで。その後の取組の継続
につなげていく仕組み作りなど。
そんなことを教わりたいよ、とは言っても、そのよう
な場もないですね。

ところで、指導員ではないのですが、審査員の方は、
8月6日に審査員大会が開催されます。
もちろん審査員でなければ参加できません。

そして、ASIAGAPは、ver.2.2 になりました。
ASIAGAP Ver.2.2
(2019年6月3日発表、2019年8月1日より運用開始)
とのことです。
更新審査を予定されている農場の方は注意が必要です。

ではまた

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尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、

日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。

また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために

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ここに記載されている内容は、私自身の経験からの

記載であり、内容が正確でない場合もあることを

ご理解の上、ご利用願います。


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by tm3381 | 2019-06-09 06:22 | GAP | Comments(0)

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