GAP取込み そのステップ(8)

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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ステップ(7)では、取組みを、取込みに変えたこと
それと、適合基準に対して、どの程度やればいいのか
という提示をして終わってしましました。
今回はその、「どれくらいまで」「どの程度」という
ところを記事にしてみましょう。

どの程度やればいいのかわからない、あるいは、これ
くらいでいいですか、と問われることがあります。

審査を受けると、どのようなことを要求しているのか
ということを、適合基準に書いてある日本語の解釈と
いうように言われることもあったと思います。
別のいい方をすると、行間を読む、ということだとも
いえそうです。

ビジネス文書では、行間を読ませる文書はダメ、だと
言われますが、GAPでは自然を相手にしていること
もあって、確実に、どのような場合も、こうでなけれ
ばダメ、だとは言えないことの方が多いですね。
こんな事情がありますので、くみ取るしかないですね。

とはいっても、やはり気になるのは変わりありません。

たとえば、自己点検を事例にしてみましょう。
GAP取込み そのステップ(8)_b0391989_21190721.jpg
管理点 2.3自己点検の実施、2.4経営者による見直し

まず、どのようにやることが2.3の適合基準に合致する
のでしょうか。(個別農場の場合)
・年一回以上、確実に実施する仕組みがある
・記録に、いつだれが実施したか、の記載がある。
・「誰が」は、指導員資格をもっている。
・管理点と適合基準(基準書)を用いている。
・基準書の適合性に〇△×等の記載がある。
というところが、適合基準の①に該当する内容です。

具体的には、認証を得ようとしている作物区分
(青果・穀物・茶)に合わせたバージョンが一致する
真っ新の基準書を一冊用意して、その表紙に、
 自己点検20○○年度用
 実施日 20○○年〇月○日
 実施者 (〇 〇〇〇)
と記載して、自己点検を実施します。

どの管理点から始めてもよいですが、全ての管理点を
計画、記録、チェックリストなどを見たり、現場では
該当する場所の全てもしくはサンプリングして、その
評価を行い、適合性欄に〇△×等のマークを記します。

その時に、文書なら
 ・文書名(バージョン)
 ・該当ページまたは該当項目名
 ・記載してある内容
等を、コメント欄に記載します。
現場なら、
 ・確認した場所(圃場、倉庫、施設名等)
 ・対象物(作物、機械、道具等特定ができること)
 ・その時の状況
等を、同じくコメント欄に記載します。

管理点の中には、自分の農場には該当しない場合も
あるでしょうから、その時は、適合性の欄に「-」を
記載しておきます。
これを、全項目について、できれば一日で完了させる
ようにします。
二日以上になる場合は、上記の実施日に、終了日も
合わせて記載するようにしましょう。

これが、管理点2.3①への対応を具体事例で示したもの
となります。
適合基準には、
 JGAPを十分に理解した者によるJGAPの自己
 点検を年一回以上実施したことが記録でわかる
とあり、これに対しての、どれくらいまでやるの、と
いう答えになります。

これは自己点検の実施の二つの内のひとつの適合基準
に関することです。これが百数十項目あるので、農場
担当者は困惑してしまいますね。
基礎研修ではこのような答えになる事例をすべて受講
中にお話しすることは困難です。

今後は、このような、管理点毎に、対応事例も少し、
記事にしていこうかと思います。

ところで、
充分に理解した者=指導員 でなければならない
という記載がありませんので、審査員にそれを
説明できれば足りることにはなります。
基準書の、取組例・備考でも、
・すでに認証を取得している農場の責任者が行う
・JGAP指導員と共同で行う
・JGAP指導員による十分な指導のもとで農場の
 責任者が行う
という、少し解釈しないといけないような表現も
あります。

これは、指導員がやらないといけない、ということ
ではありませんよ、ということが言いたいのですね。

ではまた

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by tm3381 | 2019-06-06 06:16 | GAP | Comments(0)

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