GAP

認証されました! のお知らせ そして

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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こんな一報が届きました。

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日本のエーゲ海 といわれる岡山県瀬戸内市にある
そうですね、大規模な会社経営でマッシュルームを
生産しています。

マッシュルームってどうやって生産するのかを教わり
ながら、生産のウィークポイント、つまり、重要管理
点に相当するようなところがあったため、持続可能な
経営を目的に、GAPに取組むことが有効性をもたら
すであろうことを想定してのコンサルとなりました。

キノコの栽培は、菌床を使うことが多く、その菌床は
工業的に生産する場合もあります。
ところが、この会社は菌床の中身、つまり、培地を
自社で製造しているのです。
認証されました! のお知らせ そして_b0391989_16560097.jpg
培地作成に失敗するとマッシュルームは生えません。
一つ一つの工程にノウハウがたくさんあります。
毎日目を離すことなく、成長具合を観察して、温度や
水分などの管理を行います。
GAPではその記録が必要になります。

記録があることで、もし数日先に問題が発生しても
過去にどのようなことがあったのかがわかります。
すると、その課題解決の結果は、次のロットに適用
されることになり、この繰り返しで継続的な改善が
可能となる、ということになります。

何しろ、パートさんたちが毎日350人くらい収穫
や出荷などに関わるくらいの規模ですので、記録と
いっても一筋縄ではいきません。
特に、教育訓練の記録の意味は、全員に伝えること
少なくとも、聞いたような気がする程度までは必要

また農場の中を10tトレーラも出入りするような
ことが週に何度もあるそうですので、ヒヤリハット
も時々あるくらいです。

このような状況の中、数人の基礎研修受講した指導
員の方が、社内のモチベーションを上げつつ、情報
連携して、管理の仕組みを構築するところまできた
という状態での初回審査でした。

もちろん、陣頭指揮は社長さんの積極的なコンサル
日程へのご参加もあり、回数は8回に及ぶことに、
なってしまいました。

GAP認証は、認証機関による業務が基本であるの
ですが、その認証機関は現在数社にとどまり、新た
な参入が期待される状況です。
そのような中、この審査は、日本GAP協会が立ち
会っての認証機関の評価と、認証機関の審査員の
初回審査という、一度で二度おいしい、というよう
な形態をとりました。

その審査から、通常より少し期間を要しましたが、
掲題のように認証されたという、ご連絡を頂いた
次第でした。

認証、ほんとうにおめでとうございます。

数えてみると、初回維持更新などの認証に関わった
件数は、1団体7農場になりました。
こういった農家さんのお話を聞くことで、拙作の
ブログの内容も、悩みの基となるところの解消に
お役にたっているのかなと、思っております。

ではまた

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尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、

日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。

また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために

記載している訳ではありません。


ここに記載されている内容は、私自身の経験からの

記載であり、内容が正確でない場合もあることを

ご理解の上、ご利用願います。


もしよろしければ、ご意見などご一報ください。

by tm3381 | 2019-04-13 06:15 | GAP | Comments(0)

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