こんにちは
すてきな農業のスタイル にようこそ
構築するシステムの要求事項として・・・
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GAPの取組みの形として、紙を使用する場合も
あれば、エクセルなどの汎用品を利用することも
ある。さらに、農場管理用の(無料)アプリを利用
することもあるだろう。
ここでは、Notesを文書管理アプリのひとつ
として捉えて、Notesで農場管理システムを構築
すると仮定して、どのような構造とするべきかを想定
していきたい。
ただし、Notesの機能は多岐にわたるため、その
全体像の説明は省略することとし、利用する機能は
以下のようなものとする。
1.ログインして使用するためのID発行機能
2.IDによる、非常に細かいアクセス制御機能
3.メール機能(ID間・システム自動送信メール)
4.複数のデータベース構築とその連携機能
データベースに用意されている要素
※Notesは、複数のNoteを意味する。
※Noteは一般的な文書に相当する。
・ページ (表示物)
・フォーム <=文書(Note)
・ビュー(フォームの表示)
・エージェント(システムによる代理処理)
例えば、これらを利用して、農場で保有する機械の
リスト(一覧表)を作成、保存、閲覧を想定した、
ここではNotesデータベースを想定してみよう。
1.空(から)のデータベースを作成する。
標準的な設計要素が詰まっているのと、随時に
フォームなどの設計要素を追加作成できる。
2.機能要件を定義する。
(1)機械そのものの情報フォーム
(2)購入・設置までの記録フォーム
(3)メンテナンスなどの記録フォーム
(4)廃棄処理したときの記録フォーム
(5)作成者、更新者、閲覧可能者を設定する
3.構成の概要
□機械そのものの情報を示せるフォームを作成し、
この文書を機械のマスタ情報(台帳)とする。
この文書の作成は、見積もりを要請し、その
カタログを入手した時点とする。
よって、結果的には設置に至らない情報となる
こともある。
起票した後は、随時詳細情報を追記する(更新)
□購入に至るには、農場内でのいくつかの確認や
承認などのプロセスがある。
またここで重要なのは、機会運用の要求事項に
合致し、かつ、食品安全・労働安全・環境保全の
観点から、その適正評価を行い、その評価内容を
入力できるフォームを用意することにある。
これらは、ワークフロー的な機能が望ましい。
※Notesの機能で実現することは容易である
□メンテナンス記録
メンテナンスを農場で行う場合と、外部サービス
を受ける場合がある。
チェックリストなどをフォームで作成してもよい
が、GAP取組みの本質ではないので、結果表を
PDFファイルで添付しておくのもよい。
ただし、実施日付、次回実施予定日付は必須で
あり、この次回予定日付に基づき、システムから
の、自動メール送信が責任者に発信される。
□一時休止や廃棄処理記録
廃棄のための一時保管、あるいは休止処理による
倉庫保管、最終廃棄の記録等を想定するフォーム
作成する。
これらの段階ごとに作成し、その情報はマスタ
情報フォームに連携される。
このことで、マスタ情報文書のステータス更新が
自動的に行われる。
□データベースごとの設定条件フォーム
処理が可能なメンバーID
連携が必要なデータベースのファイルパス
運用サーバ情報 などなど
4.設計要素の概要
(1)FORM:機械そのものの情報
・名称
・製造者
・購入日
・設置日
・稼働状況(ステータス更新)
・場所状況(ステータス更新)
・仕様(電源等、寸法、機器構成等)
・日常点検(方法や手順)
・定期点検(方法や手順)
・不具合一覧、エラーコードなど
※いわゆる取扱説明書の記載内容の全て
こういった必要な項目とそれに対する内容をフォーム
の中のフィールドに入力できるようにする。
※フィールド:項目に対する入力のエリア
ちなみにフォームとは、通常モードと編集モードに
切替が可能であり、編集モードでは入力や変更が可能
となっている。編集モードに変更できるのは編集者の
権限が必要となる(通常は)。
これとは別に、設計機能があるため、例えば、農場の
担当者などが、設計を作成したり変更したりすること
が可能となる。ここで記事にしているのは、この設計
機能でのフォームを想定している。
さあ、ここまでできたら、動かしてみよう。
ではまた
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