前提条件プログラム(6) 廃棄物の管理

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ
どのようにしてGAP認証農産物できたのか・・・
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管理点4.1では、
 ④廃棄物及び排水の管理 (16.3, 20.1)
とある。

16.3 廃水の管理
 生産工程に使用する水の水質の劣化を防ぐために
 圃場及び農産物取扱い施設で発生した廃水や
 それに含まれる植物残渣、掃除ゴミ等を管理して
 いる。
20.1 廃棄物の保管・処理
 農場及び農産物取扱い施設で発生する廃棄物を
 把握し、その保管方法と処理方法を文書化して
 いる。農産物、資材類、さらには環境を汚染しない
 ように保管し、処理をしている。


コーデックスでは、
 食品の廃棄物の取扱い
とある。

直接的にこれらのことを、自分の農場などに適用して
イメージしても、意外と漏れが生じることがある。
やはり、上記20.1の箇所にも記載があるが、
「把握し」
ということが重要である。

ただ、農場とか、圃場とか、割と定義があいまいだ。
圃場に限定するよりも、農場と読み替えたほうが良い
だろう。

よって、農場としてみたときに、あらゆる水の出口を
把握することがひとつになる。
そしてもう一つは、廃棄物であるが、一口で廃棄物と
言っても、いささかわかりにくい。
これには法令があり、
ここには、「廃棄物」とは、
 ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、
 廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は
 不要物であつて、固形状又は液状のもの
 (放射性物質及びこれによつて汚染された物を
 除く。)をいう。
とある。

固形状のものも、液状のものも含むようだ。
廃水もおおよそここに含まれそうだが、
環境省からの、一律排水基準 なるものがある。
また、このほかに 水質汚濁防止法施行令 も、
場合によっては該当するかもしれない。
そしてそこには、指定物質一覧 がある。

これらの物質を扱っている事業所(農場など)は
その存在を改めて確認することをお勧めする。
これらのものは、事業規模や取り扱数量などにも
よって、規制対象であったり、なかったりと、また、
法令なども随時改定を受けることから、思い込みや
思い違いなどが散見されることがある。

いずれにしても、過信に陥ることなく、存在をまずは
確認することだ。そして、購入を決める時なども、
このような観点を以て、保管場所や取扱方法、あるい
は責任者を定めるなどの管理体制も含めて、考え、
あるいは見直しをしてほしいと思う。

そして、管理点にもあるように、
 ・保管方法や処理方法の文書化
となっているが、このような物質たちは、農場または
農薬管理の責任者の方がそれを担当して、文書化など
に取り組むとよいだろう。

ちなみに、堆肥化を目的とした植物残渣の処理は、
堆肥の生産材料であるため、廃棄物には該当しない。
 
ではまた
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尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、

日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。

また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために

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by tm3381 | 2019-03-05 06:17 | GAP | Comments(0)

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