GAPに取組む を考察しよう(19) 前提条件プログラム

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

GAPに取組む農場の方が日常に行うことや、
農産物を購入する方に、GAP認証農産物が
どのようにしてできたのか、といったことを
お伝えできればと思います。

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ASIAGAPが、GFSI承認を得たことは
このブログの中(2018/11/30)でも紹介した。

このスキームに取組んでいる農場もたくさんある
かと思うが、当初の Advance での取組みをして
更新審査に戸惑いを覚えている場合もあろうかと
思われる。

現時点では、これらは「差分研修」として、その
相違点について、講習を受講するべきであると、
している。
それは、この後に発表された、
 Ver.2 2017年8月1日 発効
のものとの相違が大きいことがその原因。

今回はそのうちの一つ、
 前提条件プログラム
ということに焦点を当てて、農場が実際にどの
ように取り組むこととしているのか、これを
少し解説する事にしよう。

前提条件プログラムは、
1.HACCPからみての、前提である。
2.目的は食品安全である。
ということです。

さて、用語の定義と説明には、以下のようにある。

安全な商品及び人の消費にとって安全な食品の生産、取扱いおよび提供に適したフードチェーン全体の衛生環境の維持に必要な基本的条件および活動(ISO22000:2005より)

解りにくいですね。
何度かの位置づけの整合や改訂などを経ているので、
なかなか掴みにくい、というのが実情です。
最近の資料には、
HACCPよりも前に低減/排除するべきハザード
であるという位置づけです。

つまり、HACCPの取組みをするのは良いが、
その前にやっておくべきことである、というのが、
この前提条件プログラムであると理解してよい
でしょう。
GAPに取組む を考察しよう(19) 前提条件プログラム_b0391989_20264751.jpg
何故そのようにしているか、というと、いきなり、
HACCPを意図した活動をしても、現状がそれを
有効に農場に還元できる状況にあるか、ということを
あらかじめ確認して、その対応をしておくほうが、
時間的にも、コスト的にも、無駄が少なく、農場に
とっても、効率が良いということにあるでしょう。

よって、無謀に、この前提条件プログラムを無視して
いきなりHACCPに取組むことを否定していない。
しかし、無駄が多く、効率が悪いですよ、ということ。

そのようにならないようにということは、検索すると
いくつかのサイトがヒットするでしょう。
基本は、
 ・整理整頓清掃
 ・手洗い
 ・防虫防鼠 など
であり、用いるモノが適切であるか、そして、
取扱いについての手順が食品安全的に定められている
かどうか、さらに、
作業者の教育訓練が整っている
かどうか、などにあるとしている。
これを、CODEXは、PRP 10項目として、
明示をしている。
GAPに取組む を考察しよう(19) 前提条件プログラム_b0391989_20280356.jpg
HACCPには、12手順として、その取組みの
順番が明示されているが、いきなりHACCPへの
スタートを切るのではなく、その前にしておくべき
ことがあることを十分に理解しておくことが重要で
あるいということである。

意味合いとして最も的確だと思われるのは、こちら
でしょうね。
まず、下段の内容をクリアするか、ある程度の目途
が出来た時点で、上段に取組むとよいでしょう。

ではまた

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尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、

日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。

また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために

記載している訳ではありません。


ここに記載されている内容は、私自身の経験からの

記載であり、内容が正確でない場合もあることを

ご理解の上、ご利用願います。


もしよろしければ、ご意見などご一報ください。

by tm3381 | 2019-01-05 06:17 | GAP | Comments(0)

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