こんにちは
すてきな農業のスタイル にようこそ
GAPに取組む農場の方が日常に行うことや、
農産物を購入する方に、GAP認証農産物が
どのようにしてできたのか、といったことを
お伝えできればと思います。
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リスク評価に取組んでいると、
JGAP リスク評価
ASIAGAP ハザード分析
同じようなことのようにも思えるし、違いもある。
ひとつの観点では、背景や経緯によるところがある。
ハザード分析は、HACCPに含まれるもの。
よって、その対象は食品安全に限定される。
リスク評価は、農業界以外でも良く耳にする。
環境保全や労働安全などにもある。
勿論、食品安全でも取り扱われる。
このように、バザード分析は食品安全に限定された
ものだといえる。
GAPでは、リスクやバザードとされるものを評価
することになるが、その評価方法は
・発生頻度
・影響度合い
という観点で評価するというのが通例。
其々を3段階(5段階)で判定し、さらにそれらを
掛け合わせ、その値を用いて評価する。
ただし、この方法に限定されているわけではない。
また、このことを、リスクの見積もり ともいう。
以下は一つの事例である。
※重篤度:影響度合いであるが、この値が大きいと、
頻度が少なくても評価点数は高くなっている。
評価方法については別の方法もある。
ここでの特徴は、リスクの受容である。
端的には、リスクとしては認識するが、そのリスクは
・必要なら除去・低減の措置をする
ということである。
また異なる手法としては、主に労働災害を想定し、
これらの点数を単純に合算して評価点数とすると、
というように判定、評価される。
ただ、労働災害についての対策は少し概念が違う
ところもあり、また別途記事にしよう。
以上、リスク評価についてを記したが、リスク評価
あるいはハザード分析では、これらの対象の見極め
これが最も重要になる。
それは、次回のリスクとハザード(2)とする。
ではまた
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尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、
日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。
また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために
記載している訳ではありません。
ここに記載されている内容は、私自身の経験からの
記載であり、内容が正確でない場合もあることを
ご理解の上、ご利用願います。
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