黒船から学ぶ

 こんにちは 
すてきな農業のスタイル にようこそ

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GAPは農業の持続可能、MSCは水産業の持続可能
産業としての少しの違いはあるが、目指すところは
よく似ている。
そしてこちらも第三者認証だ。
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流通業者が主体となると、生産者と、その生産物を
消費する側との間を取り持つのは、それらのどちら
でもない組織が関わる仕組みがないと、双方の利益を
守れないという、中立的な見方ができるようだ。
これは過去からの学びなのかもしれない。

これらの大きな違いは、収穫(漁獲)するまでの経緯
これが大きく異なる。
種(卵)などを、人の手を介して育て育くむ、という
プロセスの違いだ。これがあるのは、水産業でも、
例えば近大マグロのような養殖を行うような場合で、
養殖の場合は、実は GAPの範疇となる。

MSCは自然の海で育まれた魚介類が対象となる。
そして、その対象は、海域と魚種に対しての評価と
なるようだ。つまり、収穫者を限定しない。
ただし、申請者は必要になる。
そして、単に審査を受けるということだけではなく、
限度ある資源に対して、どれだけの影響を及ぼした
のかの報告が不可欠となる。
いつ、どこで、どんな方法で、どれくらいの量を
漁獲し、同時に混獲された魚種は何かなど・・・

恐らくはそれらのデータから、資源の維持ができて
いることを統計的に一元的に管理することで、該当
漁場の保全的な管理をすることを目的としているの
だろう。
資源の維持による、人間社会への食糧供給の持続性を
意図しており、その推移管理により漁場の維持を可能
にする仕組みとなっているのだろう。

農業では、これらが、圃場に相当するが、このような
圃場の維持管理的な考えはまだない。
これからもないかもしれないが、少し考えてみたほう
が良いという気がする。それは、耕作放棄地だ。

確かにその気になれば、明治の人たちが汗を流して、
林野を切り開き、開拓したことと同じようなことは、
重機をもってすれば他愛もなくできてしまうだろう。
だからといって、このまま放置することが美しい日本
の方向性だとは到底思えない。

農業もそろそろ漁場に相当する圃場、つまり農地に
対して管理するという考え方も必要になるのではない
だろうか。
経営するというのはやはりそれなりの規模が必要だ。
だからといって、風景を変えてしまうようなことも、
あまりお勧めできない。

その地域特有の姿があるだろう。そしてそれを作り
上げていく一つのデザイン的な考え方も必要だろう。
地域に根ざした栽培技術の継承が出来る今のうちに、
そんなことが始まることが望まれる。

ではまた

by tm3381 | 2018-11-10 07:01 | スタイル | Comments(0)

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