GAPに取組む を考察しよう(10)フローダイアグラム その2

サンマ 今年は食べられそうですね
すてきな農業のスタイル にようこそ

GAPに取組む農場の方が日常に行うことや、
農産物を購入する方には、GAP認証農産物が
どのようにしてできたのか、といったことを
お伝えできればと思います。
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全体感と、インプット/アウトプットですね。
全体感とは、MECEということのようです。

MECE(ミーシー、またはミッシー)は「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の略で、直訳すると「お互いに重複せず、全体に漏れがない」となります。
  • Mutually(お互いに)
  • Exclusive(重複せず)
  • Collectively(全体に)
  • Exhaustive(漏れがない)

物事を整理する時、ある部分が重複していたり、逆に抜けてしまったりすることは往々にしてありますが、抜け漏れをできる限りおさえるための基本がMECEです。よって、MECEはフレームワークではなく考え方であると言えます。


重複は、同じことをだぶって考えたり、
実行したりしますので、結果的には無駄に
なり、そのメンテナンスも ×重複数 と
なってしまいます。
また、逆に欠落があると、本来は管理しな
ければならない観点や現場、段階、帳票など
これらに欠損が発生し、評価や見直しができ
ません、ということは、管理が疎かになる
ということを意味します。

結論としては、農場の管理体制に合った、
あるいは実状や目標に合ったフローダイア
グラムとなることが望ましいといえます。
それには、納得ができるまで、繰り返して
見直しを行い、あるいは適切な指導者に
指摘をもらうということが良いと思います。

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全体感という意味の中には、工程という
段階毎に、あるいはその工程の中での
農薬散布のように時として行うことも
あります。
いずれにしても、それら毎にインプット
されるものと、アウトプットするものを
重量や容量や数量やエネルギー量などを
併記して、収率もしくは農産物量などを
併記することで、コスト感覚も養える
ということになります。

これらは、エンジニアリングにおいても、
1) プロセス条件
2) ブロックフロー(マテリアルバランス)
3) プロセスフローダイアグラム
4) 機器リスト
5) エンジニアリングフローダイアグラム
6) 配置図
というような段階を経て工場設計を行うと
あります。

ここでいう条件とは、農場の現状や事情であり、
また、あるべき条件を箇条書きした内容です。
マテリアルバランスとは、苗の本数や面積、
あるいは収穫量など、数値に関することで、
バランスとは収支バランスを指します。

そして、フローダイアグラム、条件や収支を
フローと共に記載したものを作成する。
必要な機械などを列記する。その機械設備で
重要なものはその設備ごとに処理フローを
書き出すことになりますが、一般に農業では
不要でしょう。
配置図はレイアウトです。

また、マテリアルフローという概念は、
環境保全(エネルギーサイクル)や、
コスト(全体的なコストバランス)を
見ることもできるようです。

このように、農場管理の目的や目標など
農場ごとに意図する、それらの達成の
ためのフローダイアグラムとして、
インプット、アウトプット、機器類の
エネルギー源などを記入して、農場管理
のための全体像を示すことができるもの
としてほしいと思います。

なお、以上のように
このフローダイアグラムは
 ・作付年度ごと、
 ・品目グループごと
に作成することが望まれます。
そして、フローダイアグラムは危害要因
分析をするための土台になるとも記載が
あります。(ASIA GAP ver.2 P11)

ではまた

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尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、

日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。

また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために

記載している訳ではありません。


ここに記載されている内容は、私自身の経験からの

記載であり、内容が正確でない場合もあることを

ご理解の上、ご利用願います。


もしよろしければ、ご意見などご一報ください。

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by tm3381 | 2018-08-30 06:11 | GAP | Comments(0)

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by トシ