ゾーニング ってなあに??

こんにちは すてきな農業のスタイル に
ご訪問くださいましてありがとうございます。

GAPに取り組む農場の方が日常に行うこと、
野菜や果物の購入者の方にとっては、GAPでは
購入するものがどのようにしてできたのか、と
いったことを少しお伝えできればと思います。

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ゾーニング ってなあに ? という質問が
ありました。

先日の記事(交差汚染)に突然に登場した言葉

HACCPではよく使われますが、農場の中では
あまり聞かないかもしれません。
ただ、なんとなくはすでに具体的な実行ができて
いるのではないかと思います。

では、手洗いとゾーニング、どっちが重要 ?

どっちも重要ですが、ゾーニングの考え方を
入れるのと、入れないのとでは、非常に大きな
差が生じます。
勿論、手洗い場の場所や数などもゾーニングの
ひとつになります。

ゾーニングを検討するときに必要なのは、
生産フローダイアグラムと動線です。

農産物の流れ(フロー)は、時系列的な場合と、
物理的な場所移動の場合になります。
つまり同じ場所であっても、時間が違えば、
これもある意味でゾーニングといえます。
舞台劇のようなものですね。

その場合は・・・
この舞台劇のように暗転が必要です。
暗転とは、今の作業の片付け、それから、
次の作業の準備、ということですね。

片付けは、危害として重要な個所の洗浄が
伴うかもしれません。記録しましょうね。

それから準備は、作業者の服装の準備を含むと
いうことも考えられます。

片付けと準備の間には”掃除”があるでしょうね。

そして、一般的には・・・
ゾーニングは、壁で仕切る、事である と。
通常はこれで良いのですが、やりかえるとなる
と、これには多少のお金がかかります。

さすがにトイレに壁がないところはないのですが、
トイレの出入り、この場所が、取扱い施設直結、
こういった場合も見られます。

こういったときは、いまさらトイレをどこかに
設置するといっても、簡単にはできませんね。
問題となる観点は、例えば包装選別作業中に
どなたかがトイレを利用する、という時です。

手洗いをすることでよいではないかと、そうも
思えます。しかし、手だけで良いでしょうか?
このようなとき、上記の”暗転”の考え方、
これも使える方法だと思います。

ただ、いつでも使える状態にありながら、
作業要員の方の理解だけに頼ってしまうのは、
少し乱暴ですね。それには、その場所に、
掲示する、例えば、「包装作業中は使用禁止」
というように。
よって、包装作業の手順に、作業前に用便を
済ませる、作業中の場合は更衣室トイレを使用
するというような。

ゾーニングといわれると難しいかもしれません
が、なんとなくはできているものです。
ただ、食品安全での交差汚染を想定した、建物
設計ができていない場合も散見される、という
ことですね。

これから何かの施設を建築する場合は、衛生的な
観点をお持ちの設計業者が好ましいでしょうね。

それから、動線ですが、これはゾーニングされた
なかでのレイアウトに制限されます。
ということは、ある程度どのような作業を行うか
また、どのような機械を設置するか、それをどの
ようにレイアウトするか、ということで、動線が
交差しないようにすることが重要です。
b0391989_12233810.jpg
ちょうどこの図例のようなことです。
このようになっている場合は、調整の場所と、
計量の場所を変えるだけで、矢印は交差しない
ということになりますね。
b0391989_12302604.jpg
持ち込まないこと、取り除くこと、
そして、増やさないこと。
HACCPでは、「つけない、増やさない、殺す」
ということになりますが、農業では微生物を
殺す、つまり殺菌する、というようなプロセスは
現実的ではありませんのでね。



ではまた

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尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、

日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。

また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために

記載している訳ではありません。


ここに記載されている内容は、私自身の経験からの

記載であり、内容が正確でない場合もあることを

ご理解の上、ご利用願います。


もしよろしければ、ご意見などご一報ください。

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by tm3381 | 2018-08-29 06:09 | GAP | Comments(0)

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by トシ