2020東京オリ・パラ 持続可能性を考える

こんにちは すてきな農業のスタイル に
ご訪問くださいましてありがとうございます。

GAPに取り組む農場の方が日常に行うこと、
野菜や果物の購入者の方にとっては、GAPでは
購入するものがどのようにしてできたのか、と
いったことを少しお伝えできればと思います。

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とある県のGAPに関わったことで。

その管理点に相当する内容の相違が気になり、
当面想定されているオリパラ調達基準を少し
見てみたくなった。

基本原則 ← こちら
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2020東京オリ・パラの調達基準は
というのがあり、それには、以下のような
項目がある。

この項目だけを読んでも、どのような
ことを考えたうえでの大会であるのか、
というようなことがわかり、このことが
解っていることで、それに取組む側は、
一つ一つの意味が解りやすくなると思う
ので、全体を以下に書き表してみよう。

調達コード項目別解説 にある項目(抜粋)

1.趣旨
2.適用範囲
3.調達における持続可能性の原則
4.持続可能性に関する基準
 (1)全般
  ①法令遵守
  ②報復行為の禁止
 (2)環境
  ①省エネルギー
  ②低炭素・脱炭素エネルギーの利用
  ③その他の方法による温室効果ガスの削減
  ④3R(reduce, reuse, recycle)の推進
  ⑤容器包装等の低減
  ⑥汚染防止・化学物質管理・廃棄物処理
  ⑦資源保全に配慮した原材料の採取
  ⑧生物多様性の保全
 (3)人権
  ①国際的人権基準の遵守・尊重
  ②差別・ハラスメントの禁止
  ③地域住民等の権利侵害の禁止
  ④女性の権利尊重
  ⑤障がい者の権利尊重
  ⑥子どもの権利尊重
  ⑦社会的少数者(マイノリティ)の権利尊重
 (4)労働
  ①国際的労働基準の遵守・尊重
  ②結社の自由、団体交渉権
  ③強制労働の禁止
  ④児童労働の禁止
  ⑤雇用及び職業における差別の禁止
  ⑥賃金
  ⑦長時間労働の禁止
  ⑧職場の安全・衛生
  ⑨外国人・移住労働者
 (5)経済
  ①腐敗の防止
  ②公正な取引慣行
  ③紛争や犯罪への関与のない原材料の使用
  ④知的財産権の保護
  ⑤責任あるマーケティング
  ⑥情報の適切な管理
  ⑦地域経済の活性化
5.担保方法
 (1)調達コードの理解
 (2)事前のコミットメント
 (3)調達コードの順守体制整備
  ○体制整備における留意点
  ○リスクベース・アプローチの採用
  ○デュー・ディリジェンス
 (4)伝達
  ○役職員に対する研修・教育の必要性と留意点
  ○サプライチェーンに対する研修・教育の必要性
   留意点
  ○サプライチェーンへの伝達にあたっての留意点
  ○相談窓口の設置の有用性
 (5)サプライチェーンへの働きかけ
  ○サプライチェーンへの働きかけの必要性
  ○リスクベース・アプローチの採用
  ○リスク評価における留意点
  ○共存共栄の理念に基づくボトムアップ・
   アプローチの採用
  ○サステナビリティ条項の導入の有効性
 (6)取組状況の記録化
  ○取組状況の記録化の必要性及び留意点
  ○製造・保管施設に関する情報の重要性
 (7)取組状況の開示・説明
  ○開示・説明の内容
  ○取組を実施しない理由に関する開示・説明の
   必要性
 (8)遵守状況の確認・モニタリング
  ○確認・モニタリング及び第三者に関する協力の
   必要性
  ○サプライチェーンへの働きかけに関する協力の
   必要性
 (9)改善措置
  ○改善措置の要求への対応
  ○段階的な措置の規定
6.通報受付窓口
7.物品別の個別基準
8.その他

----- 以上 -----

この内の 7.物品別の個別基準 には、
 ・木材 (別添2-1)
 ・農産物 (別添2-2)
 ・畜産物 (別添2-3
 ・水産物 (別添2-4
 ・紙(仮) (2017年度以降検討予定)
 ・パーム油(仮) (2017年度以降検討予定)
というようにあり、上記の項目の4~6が適用され、
また、それぞれの個別の項目がある、とのこと。

農産物としては、別添2-2に記載の内容も
遵守するということですね。

県のGAP、JGAP、ASIA GAPなどは
当然これらの内容に抵触しないことが認められた
ということでの調達コードの適用なのでしょう。
県のGAPは少し物足りないかな、と思うのは
個人の意見ですが、オリパラのゲーム鑑賞だけで
なく、少し認識を新たにしたいと思いました。

ちなみに、持続可能性・・・
「環境」と、「経済」、「社会」の調和がとれた
この状態の維持ができる、というような意味だと

この調和の一端を担う食糧供給という側面として
その後押しとしてGAPがあるのでしょうね。
JGAPの理念には、
 持続可能な農業経営を確立する
ということが明示されています。

また、担保方法の内容は大変参考になりました

ではまた

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尚、このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、

日本GAP協会などの機関とは全く関係はありません。

また、GAPに関するビジネスに利害を及ぼすために

記載している訳ではありません。


ここに記載されている内容は、私自身の経験からの

記載であり、内容が正確でない場合もあることを

ご理解の上、ご利用願います。


もしよろしければ、ご意見などご一報ください。

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by tm3381 | 2018-08-20 05:47 | GAP | Comments(0)

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by トシ